光輝の睡蓮/Radiant Lotus
提供:MTG Wiki
アーティファクトを好きなだけ生け贄に捧げ、その数の3倍のマナを生み出すアーティファクト。
カード名の通り、自分の全てのアーティファクトをブラック・ロータス/Black Lotusにするようなマナ・アーティファクト。出せる色マナは1種類なうえ、小分けにマナを出せないといった小回りの利かない点もあるが、特化したデッキなら莫大なマナ加速に繋がる。一方でこれ自身が6マナと重いので、出した後は可能な限りそのままX火力などに繋いで速やかに勝負を決めたいところ。必然的に使い捨てとなるが、これ自身を生け贄に捧げることも可能。
登場時のスタンダードでは、大量捻出したマナで爆弾車/BoommobileのX火力に繋ぐデッキが少数ながら存在している[1]。重さと腐りやすさは記録の守護者/Memory Guardian+再利用隔室/Repurposing Bayで必要時のみデッキからサーチすることで補えており、記録の守護者の親和のためにアーティファクトを並べる必要があるので動きに一貫性がある。
コンボパーツ向けのカードということで、基本的にはリミテッド向けの存在とは言い難い。X火力として爆弾車が存在するほか、コモンにもミュータントの偵察員/Mutant Surveyorやアクセルべた踏み/Pedal to the Metalのようなエンドカードは存在するものの、そもそも生け贄に捧げるアーティファクトを効率的に展開することが難しい。そしてアーティファクトの展開に特化した白青・青黒ではガイドライトの協働者/Guidelight Synergistやネットワーク呪詛/Haunt the Networkのようなより腐りにくいエンドカードが存在している。
- この能力はプレイヤーを対象にとるため、マナ能力ではない(CR:605.1a)。通常の起動型能力と同様にスタックに置かれ、解決を待つ。
- このため、ティシャーナの潮縛り/Tishana's Tidebinderで打ち消されたり、偏向はたき/Deflecting Swatで対象を変更されたりするので注意。一方、ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearthなどでコピーできるというメリットにもなる。