祭典壊し/End the Festivities
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ソーサリー
祭典壊しは各対戦相手とそれらのプレイヤーがコントロールしているすべてのクリーチャーやプレインズウォーカーにそれぞれ1点のダメージを与える。
猛火の斉射/Blazing Volleyの上位互換で、プレイヤーとプレインズウォーカーにもダメージが入るようになった。
ソーサリーというのもあって上手く決まる盤面はそう多くはないが、人間の部族デッキのように1/1トークンを多用する相手にはある程度有効に刺さりやすい。リミテッドでは特に田舎の補充兵/Rural Recruitと3/1トークンを訓練前にまとめて除去できる。赤には血・トークンもあるので、不要なら捨てる候補としてしまってもいい。
もちろん火力らしく、こちらの2/2の攻撃をブロックしてきた1/3などにトドメを刺して攻めやすくすることも可能。あるいは戦闘フェイズより先に唱えておくことで先制攻撃やトランプルを活用するなど、わずか1点のソーサリー・タイミング火力でも使いようによっては貢献してくれる。
構築では猛火の斉射と同様、タフネス1のクリーチャーが多用されるメタゲームになればサイドボードからの投入が期待できる。特に、[-3]能力から入った蜘蛛の女王、ロルス/Lolth, Spider Queenをトークンもろとも処理できる数少ないカードであったため、登場当時のスタンダードでは一定の活躍を見せた。
- 燃えさしの雨/Rain of Embersと比べると(あちらは味方を巻き込むことをメリットにも転換できるとはいえ)隔世の感がある。
- ゴブリンの鎖回し/Goblin ChainwhirlerのETBだけを抜き出した形ともとれる。
- 直前のイニストラード:真夜中の狩りでは日本語名のよく似た祭り壊し/Festival Crasherが存在する。デッキリスト記入の際などには混同に注意。
ストーリー
オリヴィア/Oliviaの結婚式に更なる乱入者が現れた。つい先日の収穫祭/The Harvesttide festivalで人間/Humanと敵対したばかりの、トヴォラー/Tovolar率いる人狼/Werewolfと狼たちだ(イラスト)。オリヴィアが企む権力の拡大は、人間のみならず人狼にとっても喜ばしいことではなかったのだ。アーリン/Arlinnはトヴォラーとともに、遁走するオリヴィアとエドガー/Edgarに追いつき、月銀の鍵/Moonsilver Keyを取り戻した[1]。
ルーレンブラム要塞の周辺の防護が失われると同時に、真紅の舞踏場に予期せぬ客人が侵入した。
脚注
- ↑ Episode 5: Till Death Do Us Part/メインストーリー第5話:死が我らを分かつまで(Magic Story 2021年11月24日 K. Arsenault Rivera著)