森呼び自動機械/Woodcaller Automaton
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アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
森呼び自動機械が戦場に出たとき、あなたがこれを唱えていた場合、あなたがコントロールしている土地1つを対象とする。それをアンタップする。それは速攻を持ち基本のパワーとタフネスが森呼び自動機械のパワーとタフネスに等しいツリーフォーク(Treefolk)・クリーチャーになる。それは土地でもある。
//---試作部分---//
(2)(緑)(緑)
試作(あなたはこの呪文を、異なるマナ・コスト、色、サイズで唱えてもよい。これは能力とタイプを保持する。)
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唱えた場合のETBで土地を自身と同サイズのクリーチャーにする試作持ちの構築物。
試作で4マナ6/6、完成品なら10マナ16/16と額面上は高いマナレシオ。しかしながら試作時のタフネス3は火力に弱く、4マナの時点で返しに兄弟仲の終焉/Brotherhood's Endなどを撃たれて土地を失うと致命的なディスアドバンテージになりかねない。対して10マナなら土地が1つ破壊されること自体は大した損失とならないため、バニラでしかないファッティで圧力をかけるのも踏まえてデッキは完成品で出すのを主目的とするべきだろう。
インスタント・タイミングや常在型能力による強化を与えるとそれを参照した土地・クリーチャーが恒常的に強化される。コンボを狙うならコストの軽い試作で出すのも一つの手で、インスタントかつ速攻が付けられるキッカー版壮大な成長/Colossal Growthと組み合わせると(3)(R)(G)(G)(G)で7/7速攻とターン中7/7速攻トランプル。ただし対応して除去が飛んできた場合のリスクには注意。
パイオニアなどの緑単信心に大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creatorのウィッシュボードとして採用されることがある。その場合の主な役目は試作で緑の信心を稼ぎつつニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyxをアンタップすることで、クリーチャー化はめったに有効活用されないが、ごくまれに通常のコストからフィニッシャーを務めることもある。
ルール
- 「基本のパワーとタフネスが森呼び自動機械のパワーとタフネスに等しい」とは、この能力の解決時点の森呼び自動機械のパワー/タフネスを土地・クリーチャーの基本のパワー/タフネスにするという意味である。一度クリーチャー化した後は、自動機械が修整を受けたとしても土地のサイズが連動して変化したりはしない。
- 解決時点で森呼び自動機械が戦場を離れていた場合、最後の情報を用いてパワー/タフネスを決定する。
関連カード
サイクル
兄弟戦争の、特殊ブースターパックに収録されているレアカードのサイクル。恐怖のバリスタ/Terror Ballista(黒)、工匠のドラゴン/Artificer's Dragon(赤)、森呼び自動機械/Woodcaller Automaton(緑)は通常のマナ・コストは無色だが、他の形で色マナを要求する。
各色の対応したジャンプスタート・ブースターに確定で1枚封入されており、セット・ブースターやコレクター・ブースターにも収録されている。
- 救助レトリバー/Rescue Retriever
- 地質学狂い/Geology Enthusiast
- 恐怖のバリスタ/Terror Ballista
- 工匠のドラゴン/Artificer's Dragon
- 森呼び自動機械/Woodcaller Automaton
参考
- クリーチャー化
- カード個別評価:兄弟戦争 - レア(番外カード)