戦慄予示
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登場セット |
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ダスクモーン:戦慄の館 ダスクモーン:戦慄の館統率者デッキ |
戦慄予示/Manifest dreadとは、キーワード処理の一種。
定義
「戦慄予示する/Manifest dread」とは、「あなたは自分のライブラリーの一番上にあるカード2枚を見る。そのうち1枚を予示し、もう1枚を自分の墓地に置く。」を意味する。
「カードを予示する」とは、「そのカードを裏向きの状態で戦場に出す。」を意味する。そのパーマネントは、それが裏向きである間、能力や名前やサブタイプやマナ・コストを持たない、2/2のクリーチャーである。予示されたパーマネントの表面がクリーチャー・カードの場合、あなたが優先権を持つときならいつでもあなたはそのマナ・コストを支払う事で予示されたパーマネントを表向きにしてよい。これは特別な処理であり、スタックを用いない。
予示されているカードが変異を持つならば、上記の手順ではなく変異のルールにより変異コストを支払う事で表向きにしてもよい。変装についても同様である。
解説
ダスクモーン/Duskmournで正体不明の存在が具現/Manifestationすることを表したメカニズム。その名の通り予示の変種で、濾過方式・墓地肥やし付きであるため、「ライブラリーの一番上から予示する」効果に対しては強化版と言える。
ダスクモーン:戦慄の館では全色とアーティファクトで取り扱うが、特に青と緑に多くリミテッドでの緑青のアーキタイプになっている。またセット全体でパワー2以下であることを参照するカードが収録されていたり、カードを墓地に置くことで昂揚の助けになるようデザインされている。ダスクモーン:戦慄の館統率者デッキでもジャンプスケア/Jump Scare!(緑青)のテーマとなっている。
戦慄予示することを参照するカードとして超常現象分析家/Paranormal Analystが存在する。
- 基本的なルールは予示を参照。
- 戦慄予示する際にあなたのライブラリーにカードが1枚しかないなら、そのカードを見て、裏向きで戦場に出す。戦場に出すのではなくそれをあなたの墓地に置くという選択肢はない。戦慄予示する際にあなたのライブラリーにカードが1枚もないなら、あなたは何もしない。
- 墓掘りの檻/Grafdigger's Cageなどで予示することが出来ない場合、あなたはライブラリーのカード2枚を見て、1枚を選んで残りを墓地に置く。選ばれたカードはライブラリーの一番上に残る。
- プレイヤーは、裏向きのパーマネントがどの効果やルールにより裏向きになったのかを明確に区別できるようにしなければならない(CR:708.6)。登場時のスタンダードではカルロフ邸殺人事件の変装および偽装と同居し、それらと異なり護法を持たない点に注意。
参考
- 『ダスクモーン:戦慄の館』のメカニズム(Daily MTG 2024年8月31日)
- Duskmourn: House of Horror Release Notes/『ダスクモーン:戦慄の館』リリースノート(Daily MTG 2024年9月13日)
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