蛇
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蛇/Snakeは、クリーチャー・タイプの1つ。実在するヘビ類や蛇がモチーフの怪物、獣人がこのクリーチャー・タイプに属する。
初出はビジョンズのリバー・ボア/River Boa。神河ブロックでは蛇の特徴を持つ獣人「大蛇人(おろちびと)」として緑の主要種族として数を増やした。当初ヘビ類はアスプ、コブラ、パイソンなどと細分化されていたが、再録やクリーチャー・タイプ大再編によってそれらは蛇に統合された。2024年6月のモダンホライゾン3発売に伴うオラクル変更で大蛇人と同様の蛇の特徴を持つ人型種族であるナーガが統合された。
緑に最も多く黒が二番手。青や赤、無色のアーティファクト・クリーチャーにも少数存在する。白の蛇は存在しない。
毒を持っているイメージから、毒カウンターを扱ったり、接死や感染などを持っている事が多い。また泳ぐのが得意な生態から島渡りや沼渡りを持つものも。神河ブロックの蛇は主に戦士とシャーマンに分かれ、戦士は「ダメージを与えたクリーチャーを1ターンアンタップさせない」能力、シャーマンはマナ関連の能力を持っている。またそれらはせし郎の息子、そう介/Sosuke, Son of Seshiroやせし郎の娘、さ千/Sachi, Daughter of Seshiroの恩恵を受けるようになっている。
部族カードもいくつか存在し、ロードに清められし者、せし郎/Seshiro the Anointed、せし郎の息子、そう介/Sosuke, Son of Seshiro、せし郎の娘、さ千/Sachi, Daughter of Seshiro。維持コストとして蛇を生け贄に捧げる囁きの狩人、しさ斗/Shisato, Whispering Hunter。蛇を強化する起動型能力を持つ大蛇の大魔導師、かせ斗/Kaseto, Orochi Archmage。そしてそれら伝説の蛇をサポートする樫族の精鋭/Kashi-Tribe Eliteが存在する。また、鳥・猫・犬・ヤギ・雄牛と兼用で鳥獣保護区/Animal Sanctuaryが、邪魔者・コウモリ・昆虫・蜘蛛と兼用で厄介な害獣、ブレックス/Blex, Vexing Pestが存在する。
蛇・トークンを生成するカードは蛇かご/Snake Basketや終わりなき大群/Endless Swarmなど多数存在し、色は違えどほとんどが1/1である。(→トークン一覧)
伝説の蛇は反転後も含めるとモダンホライゾン3現在21体存在する(「伝説の(Legendary)・蛇(Snake)」でWHISPER検索[注釈 1][注釈 2])。
- 蛇に変化させるカードは蛇変化/Snakeformがある。
- ゴルゴン・ラミアは蛇の特徴を持つ知的種族であるが、それぞれ独自のクリーチャー・タイプを持つ。
- 「海蛇/Serpent」というクリーチャー・タイプも別に存在する。「Snake」と「Serpent」の違いは、蛇全般を指す一般的な呼び方がSnake、特に大型で有毒な蛇を指す文語的な呼び方がSerpentである。
ストーリー
- 神河/Kamigawa
- 「大蛇人(おろちびと)/Orochi」は神河に住む獣人。神河の発展に伴い姿が大きく変化したが、肌が鱗に覆われており四本の腕を持つ点は共通している。
- 神河ブロックの時代は二本の足を持ち指は三本。頭部には毛髪がある(イラスト)。大蛇の集落/Orochi Colonyに暮らし、樫族/Kashi-Tribeや桜族/Sakura-Tribeなど樹木の名前を冠する幾つかの部族に分かれていた。
- 神河ブロックから神河:輝ける世界までの間に都和市/Towashiの建造が始まり、森林が破壊されると怒り狂った神/Kamiは大蛇人たちを樹海/The Jukai Forestから追い出し、彼らは神と交信する力を失ってしまった。
- 森の神との取引の末、樹海からは依然として追放されたままではあるものの、大蛇人は以前よりも強く神と繋がることを許された。その際に大蛇人の姿は足や毛髪を持たず、指は五本あるという、より神との交信に適した形態に変えられた(イラスト)[1]。
- 多くの大蛇人の名前は「ひらがな+漢字」で構成される(せし郎/Seshiro、しげ樹/Shigekiなど)。蛇のシューシューいう威嚇音を意識してか、サ行が入っていることが多い。
脚注
出典
- ↑ Teachings of the Kirin/神河史譚:麒麟の教え(Feature 2022年1月20日 Emily Teng著)
注釈
- ↑ Whisperデータベース未登録により、検索結果にはLonis, Genetics Expertが表示されません。
- ↑ Whisperはまだ最新オラクルに対応しておらず元ナーガの6枚が表示されません。