狩り立てられた暴骨/Hunted Bonebrute
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クリーチャー — スケルトン(Skeleton) ビースト(Beast)
威迫
狩り立てられた暴骨が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは白の1/1の犬(Dog)クリーチャー・トークン2体を生成する。
狩り立てられた暴骨が死亡したとき、各対戦相手はそれぞれ3点のライフを失う。
変装(1)(黒)
ラヴニカ:ギルドの都の狩り立てられたクリーチャー・サイクルに、20年近い時を経て新顔が登場。
3マナにして6/2威迫、死亡誘発で対戦相手にライフロスと高いコスト・パフォーマンスを誇るが、狩り立てられたクリーチャーらしく戦場に出る時にブロッカーを与えてしまうペナルティ能力を持つ。変装を経由することでペナルティを回避できるが、合計で2マナ分重くなる。
素出しの場合に与える戦力が威迫を丁度防がれる数であり、何も考えずに攻撃しても得られる成果は実質的に時間差のあるライフロスのみ。与える犬・トークンは1/1ということで、全体火力やマイナス修整で処理してしまうのが手っ取り早い。これ自身も相当な頭でっかちのため、あなた自身を巻き込まないものを選ぶのがよいだろう。登場時のスタンダードの範囲であれば祭典壊し/End the Festivitiesなど。全体強化を使う相手にはリスクが大きくなりやすいため、その場合はサイドアウト出来るようにしておくと有利な相手用の強烈な打点として活躍してくれる筈。
どの道速攻は無い以上、変装を経由しても失うのは2マナ分のテンポのみ。マナの価値が構築よりも下がり、毎ターンマナを使い切るのが難しいリミテッドであれば、普通に変装経由で出して殴れば6点、除去されたりブロックされても1:1以上の交換に持ち込みつつ3点のライフ・アドバンテージを得られるのなら悪くあるまい。変装持ちとしては変装を解除するコストに対するパワーの比率が最も高いため、火炎術の演出者/Pyrotechnic Performerとの相性も良好。どちらもレアということでリミテッドで両立するのは難しいが、構築で変装・シナジーを組み込むデッキを作るのであれば、是非採用しておきたいギミックとなる。
対戦相手にクリーチャーを与えること自体をギミックとして仕込むことも考えられるか。殺戮の専門家/Slaughter Specialistと併用すると、除去さえ出来れば+2/+2の強化。血の芸術家/Blood Artistを使うと1枚で3体分のクリーチャーになり、最終的に3点のドレインに繋がる。