千の目、アイゾーニ/Izoni, Thousand-Eyed
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伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) シャーマン(Shaman)
宿根 ― 千の目、アイゾーニが戦場に出たとき、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき、黒であり緑である1/1の昆虫(Insect)クリーチャー・トークンを1体生成する。
(黒)(緑),他のクリーチャー1体を生け贄に捧げる:あなたは1点のライフを得てカードを1枚引く。
昆虫・トークンを生成するETB能力と、クリーチャーを生け贄にライフとドローを得る起動型能力を持つ、伝説のエルフ・シャーマン。
重い上に色拘束が厳しいが、サイズは2/3と貧弱。しかし墓地が肥えていれば大量のトークンを生成できる。トークンのサイズは最低限だが、チャンプブロックで時間を稼ぎ、自身の能力でライフと手札に変換できる。単体除去では対処できず全体除去には能力の起動である程度リカバリーできるため、コントロールデッキに強く出られる。
とはいえ墓地が肥えていなければ大した脅威にはならず、宿根カード全般に言えるが墓地対策に弱い。色拘束とマナ・コストに加えてドローソースとしてもマナを食うため、採用できるデッキは限られる。
登場時点のスタンダードではゴルガリ・ミッドレンジに少数採用される場合がある。
リミテッドでゴルガリカラーを選ぶならピックしておきたいが、色を変えてまで採用するほどではない。地上が膠着しやすくトークンを並べても勝利に結びつかないケースもままあるので、起動型能力で本命のフィニッシャーを探すのがメインになるだろう。ETB能力のためにクリーチャーの採用枚数を増やし、黒の諜報持ちも併せて拾っておきたい。
- アイゾーニのETB能力がスタック上にあるときにも、その起動型能力を起動できる。計8マナかかるが、カードとライフを得つつ、生成されるトークンの数を増やせる。
- 起動型能力はゴルガリの女王、ヴラスカ/Vraska, Golgari Queenの+2能力とよく似ている。効率良くトークンを手札に変換でき、奥義の使用後にトークンの攻撃をねじ込んで止めを刺すことも可能と、相性も悪くない。
- ギルド・キット『ゴルガリ』に新規イラストで収録された。
関連カード
- 千の目、アイゾーニ/Izoni, Thousand-Eyed
- 蜘蛛網の頭、アイゾーニ/Izoni, Center of the Web
サイクル
ラヴニカのギルドおよびラヴニカの献身のレアの伝説のクリーチャーサイクル。いずれかのギルド/Guildに所属する2色のクリーチャー。
- ラヴニカのギルド
- 静める者、エトラータ/Etrata, the Silencer(ディミーア家/House Dimir)
- パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun(イゼット団/The Izzet League)
- 千の目、アイゾーニ/Izoni, Thousand-Eyed(ゴルガリ団/The Golgari Swarm)
- 軍勢の切先、タージク/Tajic, Legion's Edge(ボロス軍/Boros Legion)
- 協約の魂、イマーラ/Emmara, Soul of the Accord(セレズニア議事会/The Selesnya Conclave)
- ラヴニカの献身
- アゾリウスの造反者、ラヴィニア/Lavinia, Azorius Renegade(アゾリウス評議会/The Azorius Senate)
- テイサ・カルロフ/Teysa Karlov(オルゾフ組/The Orzhov Syndicate)
- 災いの歌姫、ジュディス/Judith, the Scourge Diva(ラクドス教団/The Cult of Rakdos)
- 旧き道のニーキャ/Nikya of the Old Ways(グルール一族/The Gruul Clans)
- 楽園党の議長、ゼガーナ/Zegana, Utopian Speaker(シミック連合/The Simic Combine)
ストーリー
アイゾーニ/Izoniはゴルガリ団/The Golgari Swarmのエルフ、デヴカリン/Devkarinを率いる高司祭マトカ/Matka。昆虫や蜘蛛を操る能力を持ち、常に周囲を這い回る虫の群れを連れている。
詳細はアイゾーニ/Izoniを参照。