オルゾフの御曹子、テイサ/Teysa, Orzhov Scion

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Teysa, Orzhov Scion / オルゾフの御曹子、テイサ (1)(白)(黒)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) アドバイザー(Advisor)

白のクリーチャーを3体生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とし、それを追放する。
あなたがコントロールする他の黒のクリーチャーが死亡するたび、飛行を持つ白の1/1のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークンを1体生成する。

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オルゾフ伝説のクリーチャークリーチャー生け贄に捧げることで使用できる除去能力と、のクリーチャーが死亡するたびに白のトークン生成する能力を持つ。

3マナ2/3と標準並のサイズを持ちつつ、黒側の能力がかつての腐れ肺の再生術師/Rotlung Reanimatorを髣髴とさせる優秀さであり、単純戦力として性能は悪くない。テイサ本人が死亡した際には何もできないものの、全体除去などで一掃されたとしても同時に死亡する黒クリーチャーのぶんはトークンを遺すことができ、擬似的な除去耐性として機能する。トークンが1/1とはいえ飛行持ちである点も好印象。また白側の能力も、起動コスト重いものの確実な除去であり、また黒の能力でコストを賄えることから見た目よりは扱いやすい。

白黒のクリーチャーを大量に使用すれば両方の能力を活用できるが、幻覚/Mind Bendなどの文章変更効果を使ってもよい。「白→黒」もしくは「黒→白」に変更してを示す単語を統一すれば、その色のクリーチャーをテイサ以外に1体用意するだけで永久機関となり、3体いれば1番目の能力を無限起動することで対象にできるクリーチャーを一掃できる。白と黒のどちらに統一すべきかは悩みどころで、白にはトークン生成手段、黒にはゾンビ吸血鬼などのサクり台を兼ねたクリーチャー、とそれぞれ優れた相棒が存在し、どちらを重視するかで答えは変わるだろう。生成されるトークンの色を真に暗き時間/Darkest Hour絵描きの召使い/Painter's Servantなどで変更・追加することでも同様のコンボが可能。

ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Huskと相性がよく、ゴースト・ハスクに採用される。また、プロジェクトXではフィニッシャーの1つである。

  • 黒の能力は、黒でさえあればトークンであってもよい点がポイント。上記の無限ループコンボのほかにも、墓石の階段/Tombstone Stairwellなどとも相性がよい。
  • 同じオルゾフ組/The Orzhov Syndicateのメカニズムである憑依死亡誘発であるため組み合わせやすい。また死後も死亡誘発であるうえに死後のトークンが白黒であるため好相性。
  • カード名誤訳とまでは言わずともやや難がある。「御曹子」は男性に使う言葉であり、女性のテイサ・カルロフ/Teysa Karlovに用いるのは日本語として正しくない。
    • ただし現在でこそテイサの性別は明らかだが、ギルドパクトの翻訳作業当時はそういった設定を確認できないまま翻訳していた可能性もある。当時はWotCも現在ほど背景ストーリーの公開・周知に力を入れていなかった。
    • それにより、イラストの奥側の男性がテイサであると勘違いされることもあった。正しくは手前の女性である(壁紙も参照)。
  • 日本語版には誘発型能力の「~たび」が「~場合」と常在型能力であるかのように書かれた誤植がある(カード画像)。

関連カード

サイクル

ラヴニカ・ブロックの、ギルドマナを1つずつ含む伝説のクリーチャーサイクル。ギルドの持つ2つのを参照する能力を持つ。

子分(Henchmen)、ギルドの勇者(Guild Champion)、Guild Lieutenantなどのサイクル名で呼ばれ、ギルドの補佐的な役割の人物が多い。中にはギルド指導者もいる。

ストーリー

詳細はテイサ・カルロフ/Teysa Karlov (ストーリー)を参照。

参考

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