産業のタイタン/Titan of Industry

提供:MTG Wiki

2023年11月28日 (火) 15:22時点におけるYoidome (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Titan of Industry / 産業のタイタン (4)(緑)(緑)(緑)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)

到達、トランプル
産業のタイタンが戦場に出たとき、以下から2つを選ぶ。
・アーティファクトやエンチャントのうち1つを対象とする。それを破壊する。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは5点のライフを得る。
・緑の4/4のサイ(Rhino)・戦士(Warrior)クリーチャー・トークン1体を生成する。
・あなたがコントロールしているクリーチャー1体の上に盾(shield)カウンター1個を置く。

7/7

到達トランプルに加え、命令を彷彿とさせるETB能力を持つ大型エレメンタル

ゲームを決められるフィニッシャーでありながら状況に応じた能力を後出しで選べる汎用性を兼ね備えている点が強み。トークン生成を選べば総打点は11点に上るうえ単体除去1枚では処理しきれず、盾カウンターを選べば破壊ダメージ系の全体除去も効かない。帰化/Naturalize能力も汎用性が高く、一見地味なライフゲインも「大型クリーチャーを出すまで持ち込めたがライフが手遅れ」という、この手の重いカードにありがちな弱点を緩和してくれる。ETB能力なので「相手の手札に貯まっている除去で即時対処される」という重いクリーチャーもう1つの弱点にも耐性がある。総じて対応力の高いフィニッシャーと言えよう。

やはり問題は7マナトリプルシンボルという重さである。マナ加速はもちろんのこと、リアニメイトなどの踏み倒し手段も検討すべき。鏡割りの寓話/Fable of the Mirror-Breakerは第I章の宝物サポート、第II章のルーター、そしてキキジキの鏡像/Reflection of Kiki-Jikiでのコピーと全ての能力が強力にシナジーし、鏡割り自体が単体で優秀なこともあって頻繁に共演する。

スタンダードではまず、八百長試合/Fight Riggingを用いたゴルガリ・ビートダウン系のデッキに採用される。高品質なクリーチャーで攻め立てつつ、隙あらば秘匿からタイタンのコスト踏み倒しを狙う構成で、条件を簡単に満たせる強請る大入道/Shakedown Heavyの存在も手伝い、実際にコンボが成立せずとも対戦相手に常に妨害手段を構えることを強要できる強みがある。

その他、イゼット・コントロールのフィニッシャーをこれに置き換えたティムール・コントロールでも活躍している。こちらはコントロール要素と宝物を用いて、正規のコストでのプレイを目指す戦略を取る。

パイオニアでは異形化における踏み倒し先として採用されていたが、偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifierの登場後はそちらに席を譲った。

  • 動く高層ビルというイラストは建設業に携わる土建組一家/The Riveteersを連想させるが、盾カウンターを扱う点からわかる通り、実際は斡旋屋一家/The Brokersのカードである。
  • たまにある『どこが顔か見分けにくい』イラストの1つ。手前の左腕に対し右腕は(遠近感を考慮しても)かなり細く見える。「同じくらいでしょ?」と思う方は顔の場所を勘違いしているだろう。

ルール

  • 4つのモードのうち、1番目と2番目のみが対象を取る。
  • モードは書いてある順に処理される。3番目と4番目を選んだ場合、サイ戦士トークンを生成してからそれに盾カウンターを置くことができる。

参考

QR Code.gif