願い/Wish
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豪快な願いカードが登場。なんと3マナ払うだけでゲームの外部にあるあなたのカードをどれでも1枚プレイできる。ただし手札に入らないため同じターンにプレイしなければならず、衝動的ドローを持つ赤らしい願いになっている。
もちろんシルバーバレット的にその時点で必要な呪文を唱える運用もできるが、土地も持ってこれるのでマナスクリュー解消のほか、多色デッキで足りていない色マナ源を持ってくるという用法もある。
手札をなくしたい(暴勇)、なくなる(ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamond)、リセットされる(ホイーリング)といった呪文との相性も良好。
パイオニアの睡蓮の原野コンボやモダン・レガシーのストーム系デッキなどで採用される。いずれもコンボデッキかつ大量のマナを捻出しやすい構成であり、持ってこれる範囲の広さを活かしやすい。
ルール
- 願いが解決した時点ではどのカードをプレイするかを選ばない。このカードはあくまでゲームの外部からカードを1枚プレイする「権利」を与えるだけである。
- カードをプレイするタイミングや支払うコストは通常のルールに従う。
ストーリー
ウィッシュ/Wish(願い)は、ダンジョンズ&ドラゴンズに登場する呪文(第5版では9レベル・ウィザード呪文)。 「ウィッシュ」という呪文はD&Dプレイヤーにとっては特別な意味を持ち、ルールブックにも“定命の者が発動可能な最強の呪文”と書かれるほどの有名かつ最高位の万能呪文である。 その効果は「願い」の名にふさわしく、要するにダンジョンマスター(ゲームマスター)の許すかぎりどんな願いでも叶えることができるという、これ以上ないほどまでにTRPGらしくぶっとんだ代物。
なお、他の呪文系のカードはカタカナで音写されたのだが、この呪文は「ウィッシュ」とならず「願い」と訳されてしまった。単純な名前や呪文能力のため、マジックの世界観上で再録されることを見越してのことだろうか。