赤歯の執政、イェナ/Yenna, Redtooth Regent

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2023年9月20日 (水) 23:06時点におけるYoidome (トーク | 投稿記録)による版
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Yenna, Redtooth Regent / 赤歯の執政、イェナ (2)(緑)(白)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) 貴族(Noble)

(2),(T):あなたがコントロールしていて、あなたがコントロールしていてこれでないパーマネントと同じ名前を持たないエンチャント1つを対象とする。伝説でないことを除き、それのコピーであるトークン1体を生成する。そのトークンがオーラ(Aura)であるなら、赤歯の執政、イェナをアンタップし、その後、占術2を行う。起動はソーサリーとしてのみ行う。

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あなたエンチャントコピートークン生成する伝説のエルフ貴族。トークンがオーラであるならアンタップ占術がついてくる。

オーラをコピーすることで、マナさえあればコピー能力を追加で起動していくことが可能である。ただし除去耐性のない4マナのクリーチャーのタップ能力とかなり挙動は悠長であるのが難点。緑白のエンチャントコピー手段としては、よりマナ面でリーズナブルな運命に導かれし者、ケイリクス/Calix, Guided by Fateが登場時のスタンダードですら共存しているので、こちらを使用する場合は連続コピーを活かした運用が求められるか。

コピーしたエンチャントを生け贄等で処理する手段があれば、同名パーマネントがないという縛りを回避して同じエンチャントを何度も出すことができる。英雄譚のような自壊するエンチャントとの組み合わせも有用。フォーマットが許すならタダで何度もエンチャントを処理できるオーラトグ/Auratogなどと組み合わせると良いだろう。

エルドレインの森リミテッドでは役割により手軽にオーラがばらまかれ、協約でエンチャントを処理しやすく、英雄譚も存在するというこのカードに適した条件が揃っている。また、自壊可能な擬似除去オーラである取り籠め/Cooped Upとの相性が抜群である。オーラや英雄譚が多く取れているならば、緑白でなくてもタッチを検討してよいだろう。

  • 対象の条件について、「another」が「これでない」と赤歯の執政、イェナを指しているかのような誤訳をしている上にあまりに逐語的に訳しているせいで非常に分かり難いが、分解してみれば簡単。
    1. あなたがコントロールしているエンチャント1つ。
    2. ただしそれと同じ名前の他のパーマネントをあなたがコントロールしていないこと。
  • 日本語版のカードは「トークン1を生成する」とクリーチャー用の書式になってしまっている誤植がある[1]。だが前述のanotherの誤訳についてのアナウンスはない。

ルール

  • 能力の基本的なルールについてはコピー、およびコピー可能な値を参照。
  • 伝説でないことはコピー効果の一部のため、そのトークンのコピー可能な値となる。
  • 解決時に対象のエンチャントと同じ名前のパーマネントをあなたがコントロールしていたら、不正な対象となり能力は立ち消える。
  • 生成されるトークンがオーラの場合、それはあなたが選ぶ適正にエンチャントできるものについた状態で戦場に出る。適正なエンチャント先が無い場合、トークンは生成されない(CR:303.4g)。トークンは生成されないのでアンタップも占術も起こらない。クリーチャーが白の護法印/White Wardがついた赤歯の執政、イェナしかいない状態で白の護法印をコピーしようとしたときなどに起こり得る。
  • 生成されたトークンがオーラであるときのみアンタップと占術を行う。例えば授与でオーラとなっている加護のサテュロス/Boon Satyrをコピーしても、生成されるトークンは授与されていないクリーチャー・エンチャントである加護のサテュロスなのでアンタップと占術は行えない。

参考

  1. 『エルドレインの森』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び(マジック日本公式サイト 2023年8月31日)
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