培養
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培養(ばいよう)/Incubateはキーワード処理の一種。機械兵団の進軍で初登場した。
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Eyes of Gitaxias / ギタクシアスの眼 (2)(青)ソーサリー
培養3を行う。(培養器(Incubator)・トークン1つを「(2):このアーティファクトを変身させる。」を持ち、+1/+1カウンター3個が置かれた状態で生成する。それは0/0のファイレクシアン(Phyrexian)アーティファクト・クリーチャーに変身する。)
カード1枚を引く。
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Glistening Dawn / ぎらつく夜明け (2)(緑)(緑)ソーサリー
培養Xを2回行う。Xはあなたがコントロールしている土地の数に等しい。(培養Xを行うには、培養器(Incubator)・トークン1つを「(2):このアーティファクトを変身させる。」を持ち、+1/+1カウンターX個が置かれた状態で生成する。それは0/0のファイレクシアン(Phyrexian)アーティファクト・クリーチャーに変身する。)
定義
培養Nを行う/Incubate Nとは、培養器・トークン1つを+1/+1カウンターN個が置かれた状態で生成することを意味する。
- 培養器・トークンは定義済みのトークンである。その第1面は「(2):このアーティファクトを変身させる。」を持つ無色の培養器・アーティファクト・トークンであり、第2面は無色の0/0のファイレクシアン・アーティファクト・クリーチャー・トークンである。詳細は培養器の項目を参照。
解説
ファイレクシア人が同族を増やすことを表現したメカニズム[1]。
機械兵団の進軍では全色でこのメカニズムを用いているが、白が最も多く赤で最も少ない。同セットのリミテッドでは黒緑のアーキタイプとなっているほか、ファイレクシアンをテーマとする白黒ともシナジーを持つ。機械兵団の進軍統率者デッキでは高まる脅威/Growing Threat(白黒)のカードにこれを行うものが存在する。
ルール
- これにより+1/+1カウンターが置かれた状態でトークンが生成されたなら、それは植物の喧嘩屋/Botanical Brawlerのようなパーマネントにカウンターが置かれることを参照するカードを機能させる(CR:122.6)。
- 培養を行う呪文や能力が対象を取っていた場合、その解決時にすべての対象が不正な対象となっていたならば、立ち消えを起こし培養も行われない。
- 栄光のドミヌス、モンドラク/Mondrak, Glory Dominusなどで生成されるトークンの数を置換した場合、生成されたトークンそれぞれにN個ずつの+1/+1カウンターが置かれる(CR:701.6b)。
- ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ/Jinnie Fay, Jetmir's Secondなどで生成されるトークンを培養器でないものに置換した場合、そのトークンにも+1/+1カウンターは置かれるが、「(2):このアーティファクトを変身させる。」は持たない(この能力は定義済みのトークンとしての培養器が持つ能力だからである)。
脚注
- ↑ 1.0 1.1 March of the Machine Learning, Part 1/『機械兵団の進軍』の学び その1(Making Magic 2023年3月29日 Mark Rosewater著)
- ↑ March of the Machine Learning, Part 2/『機械兵団の進軍』の学び その2(Making Magic 2023年4月3日 Mark Rosewater著)
参考
- March of the Machine Mechanics/『機械兵団の進軍』のメカニズム(Feature 2023年3月29日 Matt Tabak著)
- March of the Machine Release Notes/『機械兵団の進軍』リリースノート(Feature 2023年4月7日 Jess Dunks, Eric Levine, and Matt Tabak著)
- 「培養(Incubate)」でテキスト検索
- 培養器
- 変身する両面カード
- キーワード処理
- ルーリング
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール