減衰のマトリックス/Damping Matrix
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呪われたトーテム像/Cursed Totemと無のロッド/Null Rodを足したようなアーティファクト。ただしマナ能力への妨害はできなくなった。
アーティファクトとクリーチャーを一括して封じ込めることができ、汎用性が向上している。一方で、3マナと若干重くなっていることとマナ基盤を縛ることはできないことから、決定力の面では若干心もとなくなっている側面もある。
スタンダードにおいては親和デッキへの強力なアンチカードとして活躍したほか、禁止カード大量発生による親和消滅後もさまざまなアーティファクトへの対策手段として活躍した。特に頭蓋骨絞め/Skullclamp全盛期には、Zvi Mowshowitzをして「このカードか頭蓋骨絞めが入っていないデッキはデッキではない」とまで言わしめたほど。
しかしその後のモダンやエターナルでは存在感が薄い。親和デッキ対策としては、1マナ軽くアーティファクト・土地も妨害できる、無のロッド/Null Rodや石のような静寂/Stony Silenceが優先されるため。一方で欠片の双子なども同時に対策したい場合に、こちらが採用される例はあった。
ルール
- 「アーティファクト」や「クリーチャー」は戦場にあるパーマネントを指す。戦場以外の領域にあるものは「アーティファクト・カード」「クリーチャー・呪文」などである(CR:109.2)。
- キーワード能力は、その定義が起動型能力であれば禁止されるし、そうでなければ禁止されない。