ウルザの物語/Urza's Saga
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Urza's Saga / ウルザの物語
エンチャント 土地 — (Urza’s) 英雄譚(Saga)
エンチャント 土地 — (Urza’s) 英雄譚(Saga)
(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンターを1個加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I ― ウルザの物語は「(T):(◇)を加える。」を得る。
II ― ウルザの物語は「(2),(T):『このクリーチャーは、あなたがコントロールしているアーティファクト1つにつき+1/+1の修整を受ける。』を持つ無色の0/0の構築物(Construct)アーティファクト・クリーチャー・トークン1体を生成する。」を得る。
III ― あなたのライブラリーからマナ・コストが(0)か(1)のアーティファクト・カード1枚を探し、戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。
ウルザズ・サーガと同じ名前を持つカード。初の土地・エンチャントであり、そのサブタイプもウルザの英雄譚(Urza's Saga)である。
- II章
- ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urzaと同じ、アーティファクト版役畜/Beast of Burdenのようなトークンを生成する。I章と同様、永続的な効果なのでIII章が解決する前に使うこともできる。
- III章
- ライブラリーからほぞをサーチし直接戦場に出す。
- 失うボード・アドバンテージを補填できる。
演劇の舞台/Thespian's Stageとはコンボを形成し、演劇の舞台でウルザの物語をコピーし、I章、II章で能力を得た後に他の土地をコピーすれば、ウルザの物語の能力獲得は種類別の第6種なので他の土地のコピーになっても得た能力をそのまま使い続けることができる。
- どこまでがデザイン意図かは不明だが、土地・エンチャントというカード・タイプでありながらアーティファクトに関する効果ばかりなのは、エンチャントテーマでありながらアーティファクト・カードばかり有名になったウルザ・ブロックを想起させる。
ルール
- 英雄譚がその章能力以上の伝承カウンターを持ち、章能力が解決したら生け贄に捧げられるのは状況起因処理である。3ターン目にマナ能力やトークン生成能力を使いたいなら、III章の章能力が解決する前までに起動する必要がある。
- III章の章能力ではマナ・コストが(X)のカードや、マナ・コストの無いカードをサーチすることはできない。
- 血染めの月/Blood Moonが出た場合、ウルザの物語は元々持っていた土地タイプおよびルール文章をすべて失う(CR:305.7)。だがエンチャント・タイプである英雄譚は失われないので、「英雄譚が章能力を持たない場合、その最終章の番号は0である。」(CR:714.2d)となり最終章以上の伝承カウンターが置かれたウルザの物語は状況起因処理で墓地に置かれる。既に血染めの月が戦場にある状態でウルザの物語を戦場に出した場合も同様であり、山としてのマナ能力を起動する機会も得られず墓地に置かれる。