盗賊ギルドの処罰者/Thieves' Guild Enforcer
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クリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
瞬速
盗賊ギルドの処罰者か他のならず者(Rogue)が1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、各対戦相手はそれぞれカードを2枚切削する。
対戦相手1人の墓地にカードが8枚以上あるかぎり、盗賊ギルドの処罰者は+2/+1の修整を受け接死を持つ。
自身か他のならず者が戦場に出ることで対戦相手のライブラリーを2枚切削する人間・ならず者。さらに対戦相手の墓地が8枚以上なら自身の戦闘力が強化される。
条件を満たせば1マナで3/2接死という優秀な性能となり、ETBで墓地肥やしもできるため能力的には自己完結している。しかし墓地8枚以上という条件を素早く満たしたいなら、他のライブラリー破壊や手札破壊手段なども併用したいところ。スタンダードでは義賊/Robber of the Richや厚かましい借り手/Brazen Borrowerといった優秀なならず者クリーチャーも存在する。
最大の欠点は、登場時のスタンダードに自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrathや漁る軟泥/Scavenging Oozeなど墓地が肥えることで強化されるカードが多いことか。特にウーロなど脱出持ちとの相性は非常に悪い。
構築では1マナ瞬速クリーチャーとしてディミーア・フラッシュに採用されることがある。またゼンディカーの夜明けではならず者が主要部族として取り上げられ、ディミーア・ローグがデッキとして成立。速い速度で切削でき、クロックと除去を兼ねるキーカードとして活躍している。
リミテッドでは対戦相手の墓地を増やすリスクはさほど高くなく、中盤以降に出せば自然に強化されるため腐りにくい。
関連カード
サイクル
基本セット2021の各クリーチャー・タイプのロード的クリーチャー。いずれもレアで、自分と同じクリーチャー・タイプを参照したり恩恵を与える能力を持つ。
- 群れを導くもの/Pack Leader(犬)
- 鎖霊/Shacklegeist(スピリット)
- 盗賊ギルドの処罰者/Thieves' Guild Enforcer(ならず者)
- 人目を引く詮索者/Conspicuous Snoop(ゴブリン)
- 猫の君主/Feline Sovereign(猫)