無色マナ
提供:MTG Wiki
無色マナ/Colorless Manaとは、色のついていないマナのこと。
概要
マナ・シンボルは、図形は灰色の丸の中に菱型の記号「(◇)」で表し、略号は(C)で表される。
コストに無色マナ・シンボルが含まれる場合、それは無色マナでのみ支払うことができる。例えば(1)(◇)のマナ・コストを持つ次元の歪曲/Spatial Contortionは、不特定マナ1点(色マナでも無色マナでも支払える)と無色マナ1点(色マナでは支払えず、無色マナのみで支払える)がなければ唱えられない。
無色マナはマナのタイプの1つであるが、マナの色の1つではない。例えば極楽鳥/Birds of Paradiseなどの能力で「好きな色のマナ」を選ぶ場合、無色マナを選ぶことはできない。
- 表記が簡単なこと(および後述する旧表記では同じシンボルが用いられていたこと)から、俗に不特定マナのことを「無色マナ」と表現することもあるが、これは正確な表現ではないので注意。
旧表記
戦乱のゼンディカー以前は、無色マナを生み出す効果において無色マナを表現する際、(1)や(2)など不特定マナと同じシンボルを使って表現されていた(時代によっては「無色マナ1点」のように文章で直接記された)が、ゲートウォッチの誓い発売に伴い現在のマナ・シンボルが用いられる事になった。
マナを生み出す効果(マナ能力と同義ではないことに注意)で、生み出すマナが灰色の丸の中に数字や変数が書かれた形で表されている場合、生み出されたマナは無色マナである。
- 例:太陽の指輪/Sol Ringのルール文章は現在のオラクルでは「(T):(◇)(◇)を加える。」であるが、変更以前は「(T):あなたのマナ・プールに(2)を加える。」と表記されていた(カード画像)。
同様に、灰色の丸を使った表現がコストの中で使われている場合、それは不特定マナ・コストを表している。これは現在のルールや表記と同一で、「無色マナでしか支払えない」のではなく「どんな色のマナでも無色マナでも支払える」ことを表している。
- 無色マナでしか支払えないコストを持ったカードはゲートウォッチの誓いで初めて登場した。
- それ以前にも、North Starの起動型能力による代替コストが無色マナでしか支払えなかった時期がある。