イクスリッドの看守/Yixlid Jailer
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未来予知にて数多く登場している、今までに有りそうで無かった能力を持つカードの1つ。
テキストの文章そのものは至ってシンプルながら、それの意味する所はまさに前代未聞。たとえばフラッシュバックやインカーネーション、発掘は全く意味を成さず、冥界の影/Nether Shadowは自動復活ができなくなり、ストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourgeも使用不能になる。
これの能力で無効化されるのはあくまで「墓地にあるカードの能力」のみなので、リアニメイト系や墓地操作のカード効果は問題なく作用するのが嬉しい所。2マナ2/1と言うサイズは黒のウィニークリーチャーとしても良好であるため、除去されても再び簡単に場に出せる。「相手の墓地を封じ、自分だけが存分にリソースとして使う」という黒らしい楽しみ方をできる可能性のある、面白いクリーチャーであろう。
- 場から墓地に置かれたときに誘発する能力は、場にある段階で判断するので誘発する。手札やライブラリーから墓地に置かれたときに誘発する能力は、墓地に置かれた状態で判断するので誘発しない(→領域変更誘発)。
- ダークスティールの巨像/Darksteel Colossusなど、墓地に置かれることを置換する常在型能力はそのまま機能する。置換効果によって、カードが墓地という領域に移動する事自体ないからである。
- 墓地にあるカードの追加コストや代替コストの能力も失わせるが、プレイ時に支払うコストを決定するのはスタックに移動してからなので、実質的にこれらの能力が無効になることはない。
- これが場に出ているときでも、墓地にある霧衣の究極体/Mistform Ultimusは種類別のルールにより全てのクリーチャー・タイプである。
- これが場に出ているときでも、墓地にある幽霊火/Ghostfireは特性定義能力のルールにより無色である(特性定義能力は他の継続的効果に依存しない。詳細はCR:418.5c.を参照のこと)。