ボロスの布陣者/Boros Battleshaper
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Boros Battleshaper / ボロスの布陣者 (5)(赤)(白)
クリーチャー — ミノタウルス(Minotaur) 兵士(Soldier)
クリーチャー — ミノタウルス(Minotaur) 兵士(Soldier)
各戦闘の開始時に、クリーチャーを最大1体まで対象とし、クリーチャーを最大1体まで対象とする。この戦闘で、その前者は可能なら攻撃かブロックし、この戦闘でその後者では攻撃もブロックもできない。
5/5戦闘フェイズのたびごとに1体に戦闘への参加を強制し、1体の戦闘への参加を制限するクリーチャー。
5/5というサイズと攻撃強制・ブロック強制の効果により、小型~中堅クリーチャー、特に厄介なシステムクリーチャーを次々と戦闘に引きずり出して討ち取ることができる。また攻撃制限・ブロック制限の効果もつけ替え可能な平和な心/Pacifismのようなもので、戦場で最も強い戦闘要員を封じ込めておくことができる。総じて盤面制圧に優れたカード。
リミテッドでは、7マナという重さがウィニー速攻になりがちな赤白の戦い方と噛み合わない面があるものの、ひとたび戦場に現れればクリーチャー戦を容易く支配してしまえる強力なフィニッシャー。一方構築では、同じ白の7マナ域にもっと直接的な除去能力を持つ静穏の天使/Angel of Serenityがいるのが厳しい。
ルール
- 「戦闘の開始時」とは「戦闘開始ステップの開始時」のことである。
- クリーチャーの有無やプレイヤーの意志によらず、戦闘フェイズおよび戦闘開始ステップは毎ターン必ず行われる(何らかの効果で飛ばされることはあり得る)。戦闘前メイン・フェイズから直接戦闘後メイン・フェイズや最終フェイズに移行して「戦闘の開始時」を回避するようなことはできない。
- 「最大1体まで」とあるため、片方または両方の対象を0体とすることも適正である。
- 2つの対象を同じクリーチャーにしてもよい。攻撃・ブロック制限は攻撃・ブロック強制に優先するので、その戦闘中、そのクリーチャーは攻撃にもブロックにも参加できなくなる。
- どのプレイヤーまたはプレインズウォーカーを攻撃するか、どの攻撃クリーチャーをブロックするかの選択権は、依然としてそのクリーチャーのコントローラーにある。
- 1番目の対象となったクリーチャーは攻撃に参加したのであれば、もうその戦闘中にブロックに参加する必要はない。攻撃的な行動/Act of Aggressionなどで攻撃クリーチャー指定ステップ中にクリーチャーのコントロールが移動した場合、これが問題となり得る。