死者の鏡/Lich's Mirror
提供:MTG Wiki
Lich's Mirror / 死者の鏡 (5)
アーティファクト
アーティファクト
あなたがこのゲームに敗北する場合、代わりにあなたの手札とあなたの墓地とあなたがオーナーであるすべてのパーマネントをあなたのライブラリーに加えて切り直し、その後カードを7枚引き、あなたのライフの総量を20点にする。
アラーラの断片の神話レアのうちの1枚。あなたがゲームに敗北すると再び甦らせてくれる。
手札7枚、ライフ総量が20とほとんどゲーム開始時と同じ状況に戻る。しかし、通常は対戦相手になんら影響がないため、こちらが建て直している間に、既に展開されているクリーチャーなどですぐに再び敗北させられてしまう可能性が高い。
復活した後に挽回する工夫が欲しい。天秤/Balanceや悪疫/Poxなどの軽いリセット系のカードと併用して、展開の差を埋めることもできる。また、バーンデッキならば、デッキの構造上建て直しが早いため、敗北前に減らしておいた対戦相手の残りライフを削り切れる望みはある。
チャネル/Channelとの組み合わせが非常に強力。復活後もマナ・プールは空にならず、チャネルの効果も継続するため、建て直しがやすく、回復したライフでさらなるマナを生み出すこともできる。このシナジーを利用したデッキがMirroire Magiqueである。
- チャネル以外でも、ライフの支払いをコストとする起動型能力と組み合わせて、自ら敗北するという手もある。例えばヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargainで残ったライフをすべて支払えば、復活後にはその分の手札が増えた状態で開始できる。
- 投了はマジックの黄金律「カードはルールに勝つ」の例外であるため、これが戦場に出ていても置換効果は適用できずそのまま敗北する。
- 毒カウンターはリセットされないので、毒殺には無力である。
- 追放領域には影響しないので、待機との相性は悪くない。入れ替わりでスタンダードを退場するのが残念。
- 「あなたがゲームに敗北する」ことを置換するので、相手が機知の戦い/Battle of Witsなどで勝利条件を満たした場合には何もしてくれない。
- 自分がオーナーであるすべてのパーマネントをライブラリーに戻すので、相手がコントロールしている自分がオーナーのパーマネントもライブラリーに戻す。逆に、自分がコントロールしている対戦相手がオーナーであるパーマネントはコントロールしたままである。