徴用/Commandeer

提供:MTG Wiki

2009年3月30日 (月) 01:37時点におけるSk (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Commandeer / 徴用 (5)(青)(青)
インスタント

あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札にある青のカード2枚を追放することを選んでもよい。
クリーチャーでない呪文1つを対象とし、そのコントロールを得る。あなたはそれの新たな対象を選んでもよい。(その呪文がアーティファクトかエンチャントかプレインズウォーカーである場合、それはあなたのコントロール下で戦場に出る。)


のダブルピッチスペル呪文の奪取。誤った指図/Misdirectionコスト重くなった代わりに、呪文自体のコントロールも得るようになった。

とりあえず誤った指図と同様に対象の変更をできるし、対象を取らない呪文にも有効なので、「あなたは…」のように書かれていることの多いドロー呪文やライフ回復呪文などにも対処できる。さらに、クリーチャーでないパーマネント呪文ならば、自分のコントロール下で場に出すもできる。汎用性が高く、状況次第では通常のカウンターよりも大きく戦況が変わることになる。

欠点は、マナもしくは手札への負担が大きいこととクリーチャー呪文には対処できないこと。汎用性が高いとはいえ、軽い呪文に対して使うのは無駄が大きく、特にビートダウンデッキに対しては有効に働きづらく、軽いカウンター呪文で十分な場合も多い。メタゲームにもよるが、デッキに採用するにしても2枚程度が限界だろう。

暴勇状態の悪魔火/Demonfire、「2ターン苦花/Bitterblossom」にも対抗できる数少ないカードである。また、コントロールデッキ同士のゲームでは、連絡/Tidingsのような大量ドローやカウンター合戦など、有効に働く場面は多い。そのためスタンダードの青の濃いコントロールデッキでは、デッキに入れるにしても1,2枚程度ではあるが、採用されることも少なくなかった。

  • 誤った指図などの対象変更呪文と異なり、対象を取らない呪文であっても徴用の対象として適正である。
  • 徴用によって対象の呪文のコントロールを得た場合、対象の呪文のルール・テキストに書かれている「あなた」は呪文のコントローラー、つまり徴用のコントローラーである。同様に、「対戦相手」は、徴用のコントローラーの対戦相手である。
  • 相手の呪文を奪ってクリーチャーやアーティファクトを場に出すかのようなカードには奪取/Desertionがある。

関連カード

サイクル

コールドスナップのダブルピッチスペルサイクルマナ総量は7マナだが、そのカードを2枚手札から追放することによって、マナ・コストを支払うことなく唱えることができる。

参考

QR Code.gif