被覆
提供:MTG Wiki
目次 |
被覆/Shroud
被覆は未来予知で制定されたキーワード能力。これは常在型能力である。 パーマネントだけでなくプレイヤーもこの能力を持ちうる。
「被覆/Shroud」は「このパーマネントやプレイヤーは呪文や能力の対象にならない。」を意味する。
それまで俗にアンタッチャブルと呼ばれていた能力。 青はクリーチャーに被覆を与える呪文が豊富にある。 緑は元から被覆を持つクリーチャーが多い。 白はアーティファクト、エンチャント、そしてプレイヤーに被覆を与えられる。 黒と赤にはない。
被覆を持っているクリーチャーは、その性質上単体除去に強い。 しかし逆を言えば自分の呪文の対象にもとれないため、この能力以外の点でプレッシャーを十分与えられない場合、後押しができないというデメリットにもなる。こう言った性質上、除去に頼らないと止められない大型クリーチャーや、居るだけで良いシステムクリーチャーがこの恩恵を存分に受けられる。
- 「呪文や能力の対象にならない」ことと「エンチャントできない」こととは別の話。被覆を持っていても、対象を取らずにオーラを場に出す能力や、場に出ているオーラを移動することによって、エンチャントされた状態にすることはできる。 装備に関しても同様。
- 被覆が有効なのは場にいるときのみ。スタック上にあるうちは打ち消し等の対象にとれるし、墓地にある場合も対象に取れる。
- 呪文や能力の対象になった後対応して被覆を得た場合、向けられた呪文や能力はそれに対して効果を発揮しない。もしそれで全ての対象が不正になっていたのならば、解決時に打ち消される。
- 上記の欠点を克服した「対戦相手の呪文や能力にのみ対象にならない」能力は一方通行と呼ばれる。 こちらは被覆を使ったテキストに変更されてはいない。
- クリーチャーを除去で制する事を主体とするコントロールデッキに対して相性が良い。 こう言ったデッキはブロッカーが少なくクリーチャー戦が発生しにくいため、利点を最大限に享受できる。
- 被覆/Envelopという呪文があるが、関連性はまったくない。
- たまに被膜(ひまく)と間違われる。
参考
総合ルール
引用:総合ルール 20231117.0
- 5 ターンの構造
以前、502.36には占術が入っていたが、占術がキーワード行動に分類されたために代わりに被覆が入った。