霊廟の放浪者/Mausoleum Wanderer

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Mausoleum Wanderer / 霊廟の放浪者 (青)
クリーチャー — スピリット(Spirit)

飛行
他のスピリット(Spirit)が1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、ターン終了時まで、霊廟の放浪者は+1/+1の修整を受ける。
霊廟の放浪者を生け贄に捧げる:インスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを対象とする。そのコントローラーが(X)を支払わないかぎり、それを打ち消す。Xは、霊廟の放浪者のパワーに等しい。

1/1

生け贄に捧げることで、インスタントソーサリー呪文への不確定カウンターとなるフライヤースピリット戦場に出すことで誘発する一時的な自己強化能力も併せ持つ。

打ち消しを回避するために対戦相手支払わなければならない不特定マナは自身のパワーに等しいので、これ単体でも撹乱/Disrupt相当の効果であり、1マナでこの能力を内蔵したクリーチャーの強力さは呪い捕らえ/Cursecatcher審判官の使い魔/Judge's Familiarが証明している通り。なかでもこれはスピリット版果敢とでもいう能力によって、部族デッキでならクロックでも牽制でも、より大きな働きを見込みやすくなっている。

スタンダードでは前エキスパンション鎖鳴らし/Rattlechainsが、同セットでは無私の霊魂/Selfless Spirit呪文捕らえ/Spell Quellerといった優秀なスピリットが同時に収録されたのも手伝い、青白スピリットおよびバントスピリットにおいて、ほとんどの場合それらとセットで4枚積みされて活躍している。

モダンでは、スピリット関連のシナジーを持つ1マナのクリーチャーという点が注目され使われている。基本セット2019で2マナのスピリットのロードである至高の幻影/Supreme Phantomが登場し、ドラグスコルの隊長/Drogskol Captainと併せて8ロード体制を敷けるようになったため、集合した中隊/Collected Companyも交えた新しいタイプのバント・カンパニーが成立し、同デッキの1マナ域を支えている。

パイオニアにおいても同様にスピリットデッキの1マナ域を担う。

参考

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