涙の川/River of Tears

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River of Tears / 涙の川
土地

(T):(青)を加える。あなたがこのターンに土地をプレイしているなら、代わりに(黒)を加える。


未来予知2色土地サイクル青黒土地プレイしたターン黒マナ、そうでなければ青マナが出る。

一見融通が利かないようだが、自分のターンには土地のプレイのタイミングを調節することで2を使い分けられる。黒マナが欲しいのに手札に土地がないなど、必要な時に出したい方を出せないこともあるものの、見た目よりはずっと使いやすい土地である。確定アンタップインなのでマナカーブ通りの動きがしやすい点も嬉しい。

対戦相手のターンには基本的に青マナしか出ないことと、涙の川を出したターンは(自身がプレイされているため)黒マナが出ることには注意。カウンタードローなどのインスタントを得意としており、は逆に手札破壊などのソーサリーを得意としているので、その点は色の役割と噛み合っており、重大な欠点にはなっていないとはいえ、黒のインスタントやウィニークリーチャーなどを序盤から使うのは難しくなるなど、弱点であることは無視できない。

青マナのほうが出しやすいので、青がメインで黒はタッチ程度に抑えたデッキのほうが使いやすい。具体的には、タッチ黒のパーミッションでの使用が理想的だろう。

カウンターと手札破壊に加え、青の瞬速持ちクリーチャーと苦花/Bitterblossomを擁する青黒フェアリーにはよく合っているカード。他にも時のらせんブロック構築からエクステンデッドまで、様々な青黒デッキで使われた。

  • 条件は「土地をプレイしている場合」であり、「土地を戦場に出している場合」ではない。フェッチランドなどを用いて相手ターンに土地を出したとしても、黒マナを出すことはできない。
  • 反射池/Reflecting Poolと併用する場合には注意が必要。反射池は置換効果を考慮に入れるため、その時点で涙の川が出せる色のマナしか出せない。
  • サイクル中唯一、2つの色が同等として扱われていない。
  • 八十岡翔太氏は、Next Level Doranマナ基盤の一翼を担ったこのカードを「フェッチで持ってこられないUnderground Sea」と評している[1]
  • イラストは暗闇に浮かび上がる大河。雲と山脈の間から射す日の光が印象的である。
  • 記憶問題の観点から、将来的にこのカードが「逆再録」される、およびサイクルとして完成する可能性は低いとされる[2]

関連カード

サイクル

未来予知タイムシフト友好色土地サイクル。サイクルであるが、能力がいずれも異なる。

ストーリー

涙の川/River of Tearsアーコス/Arkhosの地勢を描いたもの(イラスト)。フレイバー・テキストによると、西の民の嘆きの涙がうねる川となって世界の頬にそそいだとされる。

脚注

  1. Dech Tech: 八十岡 翔太(神奈川):ネクストレベルドランプロツアーアムステルダム10カバレージ 2010年9月4日 川崎大輔著)
  2. Back to the Future Sight, Part 2/バック・トゥ・ザ・『未来予知』(フューチャーサイト)・パート2Making Magic 2020年8月10日 Mark Rosewater著)

参考

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