ジュリアス・マゼモルフ博士/Dr. Julius Jumblemorph
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ジュリアス・マゼモルフ博士/Dr. Julius Jumblemorph (2)(緑)(白)伝説のクリーチャー
ジュリアス・マゼモルフ博士は(このカードが戦場にないときであっても)あらゆるクリーチャー・タイプである。
宿主が1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたは「あなたのライブラリーや墓地から、拡張を持つカード1枚を探し、それをその宿主に結合させる。」を選んでもよい。あなたがこの方法であなたのライブラリーを探したなら、それを切り直す。
透かし:交配研究所/Crossbreed Labs
交配研究所/Crossbreed Labsの指導者である伝説のクリーチャー。霧衣の究極体/Mistform Ultimusと同じく全てのクリーチャー・タイプを持ち、宿主を支援する誘発型能力を持つ。
宿主クリーチャーを戦場に出すだけでライブラリーから拡張カードをサーチし、マナ・コストを無視して直接つけられるため、専用のデッキで使えば速度と柔軟性が大幅に高まる。多頭/Multi-Headedなどをつければ単純にサイズ修整だけで相手を圧倒する事も可能だろう。ただし「拡張カードばかりを引いて宿主カードを引けない」という事故には無力である点を意識しておきたい。
- すべてのクリーチャー・タイプを持つ特性定義能力はキーワード能力の多相とほぼ同様に働く。なぜ多相を使わなかったのかは不明だが、Mark Rosewaterは「クリエイティブ的な意味で多相の戦士(変身能力者)ではなかったからだろう」とコメントしている[1]。
- 「Jumblemorph」は「Jumble(ごちゃまぜにする)」と「morph(変異)」を繋いだ語なのだが、日本語仮訳ではJumbleだけ日本語に直し、morphはそのまま用いており、若干ちぐはぐな訳になっている。一般的には、固有名詞と考えてそのまま「ジャンブルモーフ」と音訳するか、例えば「マゼヘンイ」というように両方訳すのが自然だろう。
- おそらく語感を優先したのだろう。「マゼモルフ」は本物の人名っぽい響きがあり、それでいて「混ぜ」に気づくとユーモアも感じられる。
関連カード
Unstableの各陣営のリーダーのサイクル。いずれも神話レアで、友好色2色の伝説のパーマネントになっている。
- 大演算器/The Grand Calcutron (小型装置団/Order of the Widget)
- S.N.E.A.K.長官、フォイーブ/Phoebe, Head of S.N.E.A.K. (S.N.E.A.K.職員/Agents of S.N.E.A.K.)
- カウント男爵/Baron Von Count (卑怯な破滅軍団/League of Dastardly Doom)
- 古きバズバーク/Ol' Buzzbark (ゴブリンの爆発屋/Goblin Explosioneers)
- ジュリアス・マゼモルフ博士/Dr. Julius Jumblemorph (交配研究所/Crossbreed Labs)
大演算器のみ伝説のクリーチャーではないが、統率者に指定できる能力を持つ。またストーリー上は、卑怯な破滅軍団を率いるのはカウント男爵、すごいアイデア/The Big Idea、怪物たらし、グルシルダ/Grusilda, Monster Masher、殺しのメアリー/Mary O'Killの4人である。
参考
- ↑ Unstable Scraps, Part 2/『Unstable』のスクラップ その2 (Making Magic 2017年12月5日)