ゴブリンの爆発屋/Goblin Explosioneers
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ゴブリンの爆発屋/Goblin Explosioneersはバブロヴィア/Babloviaを統治する5つの行政組織の1つ。色は赤緑。爆弾と2つのダイナマイトを組み合わせた透かしを用いる。
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[編集] 解説
[編集] 歴史
ゴブリンの爆発屋は蒸気打ち工業/Steamflogger Industriesとともに始まった。当時はただの製鉄所だったが、社長であったトルナ・グラッブラー/Thorna Grabblerがゴブリンを労働力として使うことを思いついた。彼女は山へ行き、ゴブリンの部族全体を集めて様々な技術のデモンストレーションを行った。ゴブリンはその中で叩いてくっつけるために使われた道具、ハンマーに夢中になり、ゴブリンの部族全体が工場に来て働くことを選んだ。
最初はうまくいっていたが、ゴブリンが実験を始めたために災害が多発し、ゴブリンを工場から追放しろという政治的圧力が高まった。トルナは新たな政治的勢力を形成する手段として彼らの実験を用いた。ゴブリンに名前を付けさせたところ、ゴブリンの爆発屋に決まった。自分達の組織を得たことで、ゴブリンは更に自由な実験を行うようになった。最終的にはゴブリン以外の労働者は全員辞めてしまい、トルナ自身も会社を去り、ゴブリンは蒸気打ち工業を乗っ取った。ゴブリンはただの製鉄を止め、もっとずっと複雑なからくりを作るようになった。
[編集] 目的と活動
ゴブリンの爆発屋の目的について、確実なことは誰も知らない。彼らが何を作っているのかも不明である。ゴブリンは自分達が作るものを売ることには関心がなく、工場の騒音は誰もが無視している。何年も前、とある蒸気打ちの親分/Steamflogger Bossがなぜか街に現れて狂ったように放浪し、そこから様々な憶測がなされた。
[編集] 指導者
ゴブリンの爆発屋はある意味では権威主義、強者による統治であり、ある意味では愚者が統治する悪徳政治、そしてある意味では民主主義である。時々、何か厚かましいことをするゴブリンが現れて他の者が追随することがあるが、普段は投票によって決定を行う。通常はより多くのハンマーを公約する者が選挙に勝利する。現在のボス(指導者と呼ぶようなものではない)は古きバズバーク/Ol' Buzzbarkという名のゴブリンであり、とても破壊的なため爆発屋の間では人気が高い。
[編集] ゲームでの特徴
名前通り所属するクリーチャーのすべてがゴブリンである。また装具工のクリーチャー・タイプを持つクリーチャーが5つの組織の中で最も多く、ロードである蒸気打ちの親分/Steamflogger Bossも所属する。
その他ゴブリンの混沌とした性質を反映し、6面ダイスの出目によって効果の大きさが変わるカードが存在する。
[編集] からくり
ゴブリンの爆発屋のからくりは以下の3つのうち1つをする。
これらの効果はゴブリンの混沌とした性質を表す。
[編集] 関連ページ
- World Class/ワールド・クラス(Magic story 2017年11月29日 Mark Rosewater著)
- Un-Ending Saga, Part 2/終わりなき銀枠物語 その2 (Making Magic 2017年11月13日 Mark Rosewater著)
[編集] 参考
- Unstable
- 小型装置団/Order of the Widget
- S.N.E.A.K.職員/Agents of S.N.E.A.K.
- 卑怯な破滅軍団/League of Dastardly Doom
- ゴブリンの爆発屋/Goblin Explosioneers
- 交配研究所/Crossbreed Labs
- 背景世界/ストーリー用語