約束の刻/Hour of Promise

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緑の刻は土地サーチ＆条件付きトークン生成。

爆発的植生/Explosive Vegetationと似た性能だが、1マナ重くなった分、基本でない土地もサーチできるようになり、条件を満たせば4/4相当のトークンを得られるようになった。ランプ系デッキにおいては特にトークンがありがたく、フィニッシャーを唱えるまでの時間稼ぎ要員として重宝する。

構築では、トークンが出ないとカードパワー的にやや物足りないため、可能な限り「砂漠3枚」の条件を満たせるようなデッキ構成を心がけたい。アモンケット・ブロック収録の各種砂漠は色マナを出しにくかったりタップインだったりとクセが強いものが多いが、各色のペイン砂漠サイクルなど使いやすいものを無理のない範囲で採用するのがベターだろう。これを唱える時点で1枚砂漠を確保できていればいいため、森の占術/Sylvan Scryingのような他の土地サポートと併用するのも手。

リミテッドでの評価はカードプールの砂漠の枚数次第といったところ。デッキに採用できる砂漠が2枚以下なら他のマナ加速手段を優先したいが、イフニルの死界/Ifnir Deadlandsのような強力な砂漠をサーチできるという利点はある。

関連カード

サイクル

破滅の刻の「刻/Hour」サイクル。いずれもレアで、注目のストーリーカードである。

• 啓示の刻/Hour of Revelation
• 永遠の刻/Hour of Eternity
• 栄光の刻/Hour of Glory
• 破滅の刻/Hour of Devastation
• 約束の刻/Hour of Promise

カード名とストーリー上の順番は刻の書/The Accounting of Hoursに記された4つの刻/Hourに対応しており、それらの後に「破滅の刻/Hour of Devastation」が来る構成になっている。

ストーリー

破滅の刻の注目のストーリーの3枚目。約束の刻/The Hour of Promiseは預言に伝わる第三の刻/Hourで、世界が輝かしい楽園へと変わり、もはや必要のなくなった魔法の障壁ヘクマ/The Hekmaが取り壊されるとされている。

蠍の神/The Scorpion Godが神々を殺し続ける中、蝗の神/The Locust Godがナクタムン/Naktamunに到着し、「約束の刻」が始まった。その手から放たれる無数の蝗がヘクマを喰らい尽くすと、防御の要を失った都市は砂漠に飲まれ、凶暴なミイラの侵入を許すがままとなった（イラスト）^[1]。

ヘクマが破れ保護が失われると、砂漠が襲来した。

• 土地サーチは砂漠の侵入を、トークン生成はゾンビの侵入を描いている^[2]。

脚注

1. ↑ The Hour of Promise/約束の刻（Magic Story 2017年6月28日 Alison Luhrs著）
2. ↑ Devastation Information, Part 2/『破滅』の情報　その２（Making Magic 2017年7月10日 Mark Rosewater著）

参考

• The Promised Hour（Card Preview 2017年6月27日 Chas Andres著）
• 土地サーチカード
• カード個別評価：破滅の刻 - レア