秘密の王、ザデック/Szadek, Lord of Secrets

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1970年1月1日 (木) 09:00時点における (トーク)による版
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Szadek, Lord of Secrets / 秘密の王、ザデック (3)(青)(青)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — 吸血鬼(Vampire)

飛行
秘密の王、ザデックがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるなら、代わりに同じ数の+1/+1カウンターを秘密の王、ザデックの上に置くとともに、そのプレイヤーはカードを同じ枚数だけ切削する。

5/5

ディミーア家/House Dimirの当主、吸血鬼ザデックをカード化したもの。 出すまでに時間がかかるが、なので除去されにくく、飛行があるので攻撃も通りやすい。

これの目玉は攻撃によってライフを削る代わりにライブラリー破壊を行うこと。 攻撃が通るたびに削るライブラリーの枚数は倍々に増えていき、5,10,20,40枚と削ったあたりでライブラリーアウトとなる。 リミテッドなら3回通せば相手のライブラリーは空になるだろう。 バベルタワーデッキが相手になるとやはり若干厳しいが、それでも6回の攻撃で315枚。 倍々ゲームの前ではいずれにせよ時間の問題である。


単純にサイズそのものが大きくなるため、1回でも攻撃を通してしまったが最後、致死ダメージや弱体化によって除去することもまず不可能になる。 パワーもクリーチャー戦ではしっかり役立ってくれるので、切除するもの/Scalpelexisの様に低いままよりはよい。

とはいえ、普通のデッキなら普通のファッティで十分。 ライブラリー60枚を相手の通常ドローとこれのみで削り切るには通常これに40〜50枚程度を負担して貰う必要があるため、最低4回の攻撃が必要だと言うことになる。 となると、パワー5程度のクリーチャーで攻撃しても必要な攻撃回数は同じなのだ。 瀕死の相手にとどめを刺せなかったり、相手の墓地肥やすことになってしまうといった点もマイナス。 特に相手がスーサイド系カードを使う場合、ライフ減少のデメリットを帳消しにしてしまう点が痛い。 また、ラヴニカ・ブロックにおいては黒であることがあまり除去耐性になっていないのも逆風である。

逆に利点としてはライブラリー破壊それ自体のメリットを持ち、クリーチャーなのでリアニメイト等も可能である。 また攻撃を重ねるごとに強くなるため、多人数戦で複数のプレイヤーを相手にする場合は他の大型クリーチャーよりも強力な存在となるだろう。

+1/+1カウンターをカードの上に何十という単位で置く必要があるため、置き方にも工夫が必要。 例えば普通と色違いのカウンターを用意し、10個分として使用するなど。

二段どころか順に4倍されていき、言うなれば通常のザデックの4倍以上の速さである。

ただし、人間屍術師/Necromancerがパルンズであるという説もある。

サイクル

ラヴニカ・ブロックの、大型の伝説のクリーチャーマナ・コストギルドマナを2つずつ含む。 その多くは、ギルドで指導者的な役割を担っている。

参考

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