意思の激突/Clash of Wills
提供:MTG Wiki
魔力消沈/Power Sinkの呪文を打ち消す部分のみを抜き出したカード。魔力消沈やその亜種の下位互換。
追加効果付きの先輩カードと比べると見劣りするが、序盤からも使える色拘束が薄いカウンターという点だけ見ても悪くないため、これでも十分に実用的と言えるだろう。
関連カード
主な亜種
X点のマナの支払いを要求し、支払えなければ打ち消すカウンター呪文のバリエーション。特記がない限りマナ・コストは(X)(青)。
- 魔力消沈/Power Sink - マナを支払われなかった場合は、打ち消した呪文のコントローラーのマナ能力を持つ土地をすべてタップした上でマナ・プールを空にする。(アンリミテッド)
- 中略/Syncopate - 打ち消した呪文を追放する。(オデッセイ)
- 卑下/Condescend - 占術2を行う。(フィフス・ドーン)
- 棄却/Overrule - X点分のライフ回復。(X)(白)(青)。(ディセンション)
- 論理の結び目/Logic Knot - 探査で支払うコストを少なくすることができる。(X)(青)(青)。(未来予知)
- 砕けた野望/Broken Ambitions - 激突を行い、勝利するとライブラリーを4枚削る。(ローウィン)
- 精神振り/Mindswipe - 打ち消した呪文のコントローラーへのX火力付き。(X)(青)(赤)。(タルキール覇王譚)
ストーリー
このカードは、アルハマレット/Alhammarretとジェイス・ベレレン/Jace Belerenの師弟による精神魔術の勝負を描いている(イラスト)。
自分がずっと師のアルハマレットに利用され続け、記憶を消され続けていたと知ったジェイスは、すべてを知るべくアルハマレットを探し出し、彼に精神魔術の勝負を挑んだ。アルハマレットはジェイスよりも遥かに強力な精神魔道士であったが、ジェイスの頭の中に侵入している間は隙だらけでもあった――ジェイスが自分自身の精神を傷つけることを厭わないのであれば。アルハマレットは呼吸の仕方を忘れ、ジェイス自身も故郷ヴリン/Vrynに関するほとんどの記憶を失い、無意識にラヴニカ/Ravnicaへとプレインズウォークした。
アルハマレットが立ち上がると、その精神波は嵐の暴風雨の如くジェイスを直撃した。