オジュタイの命令/Ojutai's Command

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2015年4月3日 (金) 02:58時点における河川 (トーク | 投稿記録)による版
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タルキール龍紀伝命令サイクル白青版。モードは、制限付きリアニメイトライフゲインカウンタードロー

過去の謎めいた命令/Cryptic Commandとモードが一部似ているが、謎めいた命令が特にシナジーを意識しなくてもよかったのに対して、こちらは1番目のモードのために軽いクリーチャーを採用しておかなければ十分に活用することができない。ウィニークロック・パーミッションでの採用が考えられるが、コントロールでもアラシンの僧侶/Arashin Cleric宮殿の使い魔/Palace Familiarを序盤のブロッカーとして使った後再利用することもできる。また、3番目のモードはクリーチャー呪文しか打ち消せないが、登場時のスタンダードではビートダウンメタゲーム上位に存在するため無駄になりにくい。

基本的にはリアニメイトかカウンターのために唱えて手札が欲しければドローを、ライフが残り少なければ回復を選ぶという使い方になるだろう。最悪でも4ライフ回復+キャントリップになるので、マナ・コスト分の働きはしてくれる。デッキカラーが合うならさまざまな役割を持てる。

  • 1番目と3番目のモードは対象を取るが、2番目と4番目のモードは対象を取らない。モードの選択によって対象の数が変わるため、立ち消えのルールについては注意が必要。類似カードである謎めいた命令/Cryptic Commandも参照。

開発秘話

謎めいた命令などの過去の命令サイクルの反省から、今回の命令サイクルではモードの選び方で対象の数が変わってしまうデザインを避けるように意識されていた。このカードの場合、開発の途中の段階ではクリーチャー呪文を打ち消すモードが「各クリーチャー・呪文を打ち消す」という対象を取らない表記だった。しかしこれは奇妙な表現であり、過去のものに比べれば立ち消えが起こりづらいという判断から、最終的には対象を取る表記になっている(参考/翻訳)。

  • 謎めいた命令のようにパーマネントを対象に取る場合、バウンス除去、あるいは呪禁プロテクションの付与など、不正な対象になりやすい。一方、墓地のカードは墓地対策という限定的な手段でしか不正な対象にはならない。その点で比較するならば、謎めいた命令よりは若干緩和されていると言えるだろう。
    • 呪文を対象にする点は謎めいた命令と共通しているが、呪文が不正な対象になる状況はほとんどの場合カウンターによって生じる。しかし、わざわざ自分の呪文を打ち消してまでこれを立ち消えさせるという選択肢を相手が取ることは少ないだろう(対象に制限がないカウンターならばこれ自体を打ち消せばよい)。そのため、呪文を打ち消すモードが不正な対象になる機会はそれほど多くない。
  • サイクル中、一部のモードだけが対象を取るのはオジュタイの命令のみ。他のカードは、アタルカの命令/Atarka's Commandはすべてのモードが対象を取らず、それ以外の3枚はすべてのモードが対象を取るようになっており、混乱しづらいデザインにされている。

関連カード

サイクル

タルキール龍紀伝命令サイクル。いずれも友好色2インスタントで、4つのモードから2つを選ぶ。スカージ命令サイクルとは別である。

参考

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