ペンデルヘイヴン/Pendelhaven
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解説
1/1クリーチャー限定ではあるが、タップだけで得られる+1/+2は破格であり、ウィニー同士の対戦等では大きな影響力を持つ。対象の基準は少々変則的であるものの、空飛ぶ男/Flying Men等の回避能力持ちと組み合わせてクロックの増強を図るには十分であり、大抵1/1であるシステムクリーチャーを守るのにも適する。
デメリット無しで緑マナが出るので森/Forestの代わりに使え、森渡りをかわせる利点もある。ただし、「伝説」の弱点を考慮して1枚差しで採用されることも多い。
- サイクルの中でこれだけが時のらせんでタイムシフトカードとして再録、それも時のらせんのサイクルに組み込まれ、2種類のサイクルに入っている。またそれ以前にもアンソロジーに収録されたことがある。
- 森をコントロールしている状態で密林の猿人/Kird Apeを対象にすることはできない。しかし、森をコントロールしていない状態ならば可能なので、この能力で強化した後に森を出せば、そのターンだけではあるが、密林の猿人を3/5にすることができる。
利用
エターナルの1/1クリーチャー中心デッキ、グランビルとは相性が良い。 その他、パンプアップ能力に用途を絞ってスライ等の緑を含まないデッキにしばしば投入される。
関連カード
サイクル
2種類のサイクルがある。
時のらせんブロックの、各色に対応した伝説の土地。緑はタイムシフトカードである。また黒は、時のらせんではなく次元の混乱に収録されている。
- トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair
- アカデミーの廃墟/Academy Ruins
- ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth
- カー砦/Kher Keep
亜種
1/1クリーチャーに+1/+2の修整を与えるカード
その他
- フレイバー・テキストの出典は、19世紀のアメリカの詩人ヘンリー・ワズワース・ロングフェロー(Henry Wadsworth Longfellow)の作品「エヴァンジェリン("Evangeline")」(邦訳には「哀詩エヴァンジェリン(齋藤悦子訳、岩波書店、1930/10)」がある)。
- こは原初なる森呟くは松に柊……白きドルイドの如く立てる。
- ― ヘンリー・ワズワース・ロングフェロー「エヴァンジェリン」
- 名前もイラストも美しい。