火想者ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, the Firemind
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Niv-Mizzet, the Firemind / 火想者ニヴ=ミゼット (2)(青)(青)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon) ウィザード(Wizard)
伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon) ウィザード(Wizard)
飛行
あなたがカードを引くたび、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。火想者ニヴ=ミゼットはそれに1点のダメージを与える。
(T):カードを1枚引く。
イゼット団のリーダーにして創始者でもある伝説のクリーチャー。ラヴニカ世界でもっとも高い知能を持つ。火力とドローを内蔵した青赤らしい強力なドラゴンである。
カードを引くたびに1点ダメージを飛ばせる誘発型能力を持ち、カードを引くタップ能力とシナジーを形成している。4/4の飛行クリーチャーだが、攻撃に出るのではなくブロッカー兼システムクリーチャーとして立たせておいても良いだろう。
コストの割にはややサイズに欠け、破壊に対してなんら耐性も持たないものの、数ターン戦場に立たせておくことができればかなりの制圧力を発揮する。その制圧力を買われイゼット系のコントロールデッキでしばしばフィニッシャーとして使用される(→カウンターミゼット)。
- ニヴ=ミゼットが戦場にいるとドロー呪文がそのまま火力にもなるため、非常に強化される。テフェリーの細工箱/Teferi's Puzzle Boxや精神の骨折り/Mindmoilなどとも相性がよい。
- 一度に複数枚のカードを引く場合、それぞれにつき1回能力が誘発する。例えば連絡/Tidingsで4枚引けば4回能力が誘発する。
- 好奇心/Curiosityや知恵の蛇の眼/Ophidian Eyeをつけると、ひとたびカードを引けば、「ニヴ=ミゼットの誘発型能力で1ダメージ飛ばす」→「好奇心(または知恵の蛇の眼)の誘発型能力で1ドロー」の過程を延々とループし、ライブラリーが尽きるまで炎を連射する。上記のカウンターミゼットにも、このコンボが仕込まれる場合がある。
- フレイバー・テキスト(大きい画像)はいわゆるなぞなぞになっている。一見意味が解らないが、N^2をNNにし、括弧内の文字をそれぞれ時計回りに90°回転することで「NIV - MIZZEt = 1」(I am Niv-Mizzet)という文字列が現れるというわけ。イゼット団の特色をよく表わしていると言えよう。
- このように特殊なフレイバー・テキストのため、日本語版でも英語版そのままのフレイバー・テキストが使われている。
- 2006年の双頭巨人戦のCHAMPSの副賞としてプロモーション・カードとなった。
- 本拠地が鏡張りだったり、印鑑が自身の姿だったりと、相当自己顕示欲が強いようだ。それ以外にも、「イゼット団」も「ニヴィックス」も「ミジウム」も彼の名にちなんで名付けられている。
関連カード
サイクル
ラヴニカ・ブロックの、ギルドの色のマナを2つずつ含む伝説のクリーチャーのサイクル。ギルド指導者(Guild Leader)サイクルとも呼ばれ、その多くはギルドで指導者的な役割を担っている。
- ボロスの大天使、ラジア/Razia, Boros Archangel
- 議事会の合唱者/Chorus of the Conclave
- 秘密の王、ザデック/Szadek, Lord of Secrets
- 石の死の姉妹/Sisters of Stone Death
- オルゾヴァの幽霊議員/Ghost Council of Orzhova
- 腹音鳴らし/Borborygmos
- 火想者ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, the Firemind
参考
- 壁紙
- 水源、ニヴ=ミゼット(WotC)
- イゼット団/The Izzet(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:ギルドパクト - レア