点火するものデアリガズ/Darigaaz, the Igniter
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伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
点火するものデアリガズがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたは(2)(赤)を支払ってもよい。そうした場合、色を1色選ぶ。その後、そのプレイヤーは自分の手札を公開し、点火するものデアリガズはそのプレイヤーに、これにより公開されたカードのうち選ばれた色のカードの枚数に等しい点数のダメージを与える。
インベイジョンの伝説のドラゴン。戦闘ダメージを与えると、対戦相手の手札にある選んだ色のカードの数だけダメージを与える。
サイクルの他4種と比較すると、アドバンテージを稼いで戦場を制圧することはできないが、ライフを直接削っていくためパンチ力は最も高い。20点を削るのに、ほかの4種類が通常4回の攻撃が必要なのに対し、デアリガズは2回か3回で十分。有難いことに、インベイジョン・ブロック期は多色カードが多かったため、適当に指定しても高確率でヒットした。この手の色指定カードは多色デッキ相手だと効果が低くなりがちだが、環境に救われたと言える。
とはいえ、サイクルの中では復活させるものトリーヴァ/Treva, the Renewerと並び活躍の機会は少なかった方である。初期型のファイアーズやマシーンヘッドで3色目をタッチして採用している例がちらほらあったが、アポカリプスで魂売り/Spiritmongerが登場した後はお株を奪われてしまった。
- イラストはMark Zugの手によるもの。イヤリングなど様々なアクセサリーを身に着けており、シャレたドラゴンである。
- 終止/Terminateや悪意ある助言/Malicious Advice、横柄/Insolenceなど、他のイラストでも多数登場している。
関連カード
サイクル
5色それぞれに対応したインベイジョンの伝説のドラゴン、上古族ドラゴン/Primeval Dragonのサイクル。対応する色を含む3マナの能力を持ち、マナ・コストはその色と友好色の計3色を必要とする。
- 復活させるものトリーヴァ/Treva, the Renewer(緑白青)
- 追放するものドロマー/Dromar, the Banisher(白青黒)
- 粛清するものクローシス/Crosis, the Purger(青黒赤)
- 点火するものデアリガズ/Darigaaz, the Igniter(黒赤緑)
- 煽動するものリース/Rith, the Awakener(赤緑白)
インベイジョンとプレーンシフトのデアリガズ/Darigaazをカード名に冠するサイクル。
他の上古族ドラゴン/Primeval Dragonと異なり、デアリガズにだけ「~の息/Breath of …」というカードが存在する。
- 点火するものデアリガズ/Darigaaz, the Igniter(上古族ドラゴン/Primeval Dragon)
次元の混乱の3色の伝説のドラゴンサイクル。マナ・コストは1つの色を中心とした対抗色を必要とし、中心の色を含む3マナの能力を持つ。
統率者にも1枚ずつ収録され、統率者用の大判統率者カードも作られた。
- 報復するものオロス/Oros, the Avenger(白黒赤)
- 夢見るものインテット/Intet, the Dreamer(青赤緑)
- 収穫するものテネブ/Teneb, the Harvester(黒緑白)
- 壊滅させるものヌーマット/Numot, the Devastator(赤白青)
- 狩るものヴォラシュ/Vorosh, the Hunter(緑青黒)