闇の腹心/Dark Confidant

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2010年4月8日 (木) 22:08時点における八汰烏 (トーク | 投稿記録)による版
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Dark Confidant / 闇の腹心 (1)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上のカードを1枚公開し、そのカードをあなたの手札に加える。あなたは、そのマナ総量に等しい点数のライフを失う。

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Bob Maherのデザインした超強力クリーチャー。毎ターンライフロスと引き換えに追加で引ける。ライフロスの不安定なファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arenaを内蔵したような能力である。

言うまでもなく、恒久的にカード・アドバンテージを取れ、その差で相手を圧倒できるのならば多少のライフなど些細な代償。2マナパワー2のクリーチャーなので普通にダメージ源になるのも大きなポイントだ。

ウィニーをはじめとするビートダウンの息切れ防止、コントロールデッキのアドバンテージ獲得源、コンボデッキの手札補充など、デッキタイプフォーマット問わず幅広く活躍を見せるパワーカードである。具体的な採用デッキとしてはスタンダード8ヒッピースノウ・ストンピィ呪師コントロールエクステンデッドのDarkCALDDTレガシーの各種ビートダウン、ヴィンテージTezzeret's Vaultなどなど枚挙に暇が無い。その活躍っぷりは「土地がめくれたら宇宙ですよ」という流行語を生むほど。

ただし、あくまでもタフネスが1のクリーチャーであるため、除去されやすい。強さが知れ渡った今では、ほとんどの場合、序盤に出すとアップキープを迎えるまでもなく除去されてしまう。特に、同じラヴニカ:ギルドの都に収録された暗黒破/Darkblastは天敵である。

ライブラリーのトップが土地ならばライフを失うことなくカードを入手できるので、ライブラリー操作カードとの相性がよい。師範の占い独楽/Sensei's Divining Topあたりが相方として適任か。師範の占い独楽なら、ライブラリーの上から3枚以内に土地がなかったとしても、独楽をライブラリーの一番上に戻すことでライフの損失を1点に抑えられる。

ただし、実際にはデッキ構成自体をこのクリーチャーに合わせる場合が多いので、独楽とのコンボに頼るような用いられ方はほとんどされず、相殺/Counterbalance占術の岩床/Scrying Sheetsと3枚セットとして投入されることが多い。→ストラクチャー・アンド・フォースヤソコン

ルーリング(ドロー忘れ)

  • 2007年改正前のルールでは公開せずに手札に加えた場合、ジャッジが手札の中で最もマナ・コストの大きいカードを1枚公開しその点数のライフを失っていた。現在は闇の腹心の能力を忘れた場合、(ほかに考えるべき状況がなければ)それはドローステップのドローと考えることができる。忘れてしまった能力はターンサイクル内で気づいたときにスタックに置かれる。その上でドローステップのドローをしてしまった場合過剰なカードを引いたものとする。

インビテーショナルカード

このカードはインビテーショナル04優勝者、Bob Maherによってデザインされたインビテーショナルカードである。そのため、愛称として「ボブ」の名前で呼ばれている。

Bob Maherの最初のデザイン案は以下のような感じであった。


非公式/非実在カード

Asp's Grasp (緑)
ソーサリー

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは毒カウンターを9個得る。


毒カウンターは当時お払い箱扱いだったし、それでなくても1ターンキルの確率が非常に高いため当然却下。もちろんこれは、自分が優勝するとは思っていなかったため、適当に作って提出しただけであった。

参考

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