最上の標本、ロアレスク/Roalesk, Prime Specimen
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MTGアリーナ専用カード
Roalesk, Prime Specimen / 最上の標本、ロアレスク (2)(緑)(青)伝説のクリーチャー — 人間(Human) ミュータント(Mutant)
飛行
最上の標本、ロアレスクやあなたがコントロールしていてこれでないパーマネント1つが表向きになるたび、(X)を支払ってもよい。そうしたなら、Xが1以上なら、マナ総量がXであるクリーチャー・カード1枚の複写を無作為に選び、それをあなたの手札に創出する。それを偽装する。それが裏向きであり続けるかぎり、「(緑/青):このクリーチャーを表向きにする。」を持つ。
変装(緑)(青)
アーティスト:Maxime Minard
変装を持ち、自身や他の味方のパーマネントが表向きになるたび、支払った任意のマナ総量のクリーチャー・カードを創出・偽装する伝説の人間・ミュータント。
創出されるクリーチャーはデッキに入っている必要はなく、それどころかそのフォーマットで利用可能な必要すら無い。MTGアリーナに実装されているあらゆるクリーチャーが出てくる可能性があり、さながら自分だけモミール・ベーシック状態。条件を満たすには表向きになるパーマネントが必要だが、最初の1枚はこれ自身を使えばよく、以降は偽装されたクリーチャー・カードが表向きになる能力を獲得できるので大した制限でも無い。一応デメリットを持つクリーチャーを引き当ててしまい、表向きにしたくとも出来ない状況に陥る可能性はあるので、それも考慮するのであれば他に表向きにするアクションを起こせるカードも併用しておくとよいだろう。なお、偽装で出てくる以上は明滅やバウンス、回収などを使わない限りはETBを使用することは出来ない。逆に戦場に出た時や唱える時に誘発してしまうデメリット能力は無視できるメリットにもなる。これ自身も4マナ4/5のフライヤーであり、変装を解除するのに必要なコストも2マナで済むため、取り回しは良好。
この誘発には回数制限が無いため、質を問わないのであればX=1で支払い続けると2マナごとに1体のクリーチャーを並べられる。単に対戦相手の終了フェイズに隙を小さくクリーチャーを並べるのもよいし、必要とあらばブロッカーを突然用意することも可能。これ自身が表向きになった際に連鎖させると奇襲性もかなり高い。もちろん頭数だけが重要なカードを使っている場合にも有効なのは覚えておこう。色の組み合わせから考えると、踏み荒らし/Overrun辺りは文字通りの必殺技となりうる。
短所はやはり、偽装するクリーチャーを選べないこと。とはいえモミール・ベーシックで致命傷となりうるカードの大半は戦場に出た時の能力でデメリットを背負うので無視できるものも多いし、仮に常在型能力で厄介なカードを引き当ててしまったとしても表向きにしなければよいだけの話ではある。システムクリーチャーとしてはタフネスが高めで、除去耐性こそ無いが火力やマイナス修整には一定の耐性があるし、実質的に単独で攻め手を確保し続けられる上に青ということで打ち消しを構えておくのも難しくない。ティミー好みのユニークなカードでありながら、十分に構築で採用できるカードパワーは備わっている1枚。
- カルロフ邸殺人事件の変装コストが4マナ以下のクリーチャーはリミテッドのバランスのため2/2クリーチャーを一方的に倒せないようになっているのだが、このクリーチャーにそのようなルールは適用されていない。神話レアなので稀なこととはいえアルケミー:カルロフ邸を含んだドラフトイベントではかなり無法な活躍を見せていた。
関連カード
- 混種の頂点、ロアレスク/Roalesk, Apex Hybrid
- 最上の標本、ロアレスク/Roalesk, Prime Specimen(MTGアリーナ限定カード)