根の壁/Wall of Roots
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Wall of Roots / 根の壁 (1)(緑)
クリーチャー — 植物(Plant) 壁(Wall)
クリーチャー — 植物(Plant) 壁(Wall)
防衛
根の壁の上に-0/-1カウンターを1個置く:(緑)を加える。毎ターン1回のみ起動できる。
起動コストにタップを必要としないので、戦場に出て即マナを生み出し、対戦相手のターンでも続けて起動することができる。2回使用するまでは稲妻/Lightning Boltや火葬/Incinerateの除去圏内に入らないので、マナ・クリーチャーにしては除去耐性が高いのもポイント。
非常に軽量でマナ加速のみならず対戦相手のターンにも確実に1マナを確保してくれるため、ビートダウンのマナ基盤としても活躍が見込め、自分のターンに動きたいが、対戦相手のターンにマナも残したい…と悩むクロック・パーミッションにもありがたいカード。
ミラージュ時のスタンダードでは緑の壁として花の壁/Wall of Blossomsと双璧を為した。ナイトメア・サバイバルでは彼我のターンで適者生存/Survival of the Fittestを起動したり、アウェイクニングでは貿易風ライダー/Tradewind Riderのコストとして使用された。また1998年のPTQでは、ターンの間の「バグ」を利用してフェイズ・ゼロを世に生み出した。
時のらせんでの再録時は召喚の調べ/Chord of Callingと組んでプロジェクトXやセルで活躍。ローウィン・ブロック期でもビッグ・マナやクイックントーストに採用された。
時を超えてモダンホライゾン3加入後のモダンでは、やはり召喚の調べとの相性を買われてナドゥ・コンボに採用される。
- どんな状態でもマナが出るため、これからエメラルドの魔除け/Emerald Charmを唱えて停滞/Stasisを破壊したりしていた。
- タップなしでマナが出るため、召集と相性が良い。
- 根の壁のタフネスが1のときに異界の進化/Eldritch Evolutionのような追加コストでクリーチャーを生け贄に捧げる呪文を唱える場合、根の壁からマナを出しながら追加コストとして生け贄にできる。タフネスが0以下であることによる死亡は状況起因処理なので、呪文を唱える間には行われない。
- 時のらせんでタイムシフトカードとして再録。新たに植物のクリーチャー・タイプを得た。
- 2008年7月のフライデー・ナイト・マジック・プロモーション・カードとして新規イラストのプレミアム・カードが配布された。アイコニックマスターズでもこのイラストで再録された(カード画像)。
参考
- Card of the Day - February, 2005 - 25日で紹介
- Card of the Day (2005/02)(個人サイト「Abominable Empire、上の記事の邦訳)
- カード個別評価:時のらせんタイムシフト
- カード個別評価:ミラージュ - コモン
- カード個別評価:アイコニックマスターズ - コモン
- マジック30周年記念プロモ