稲妻の一撃/Lightning Strike
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テーロス時のスタンダードでは、入れ替わりでローテーション落ちした灼熱の槍の代わりに赤絡みの様々なデッキで採用された。
イクサランでの再録時は蓄霊稲妻/Harnessed Lightningや削剥/Abrade、ローテーション後はショック/Shockに加えて溶岩コイル/Lava Coilや魔術師の稲妻/Wizard's Lightningや批判家刺殺/Skewer the Criticsが競合先。全体的にクリーチャー除去専門のものが多いため、本体火力としての面を重視されて赤系アグロでの採用が目立つ。
団結のドミナリアで再録。競合する火力は削剥や安堵の火葬/Cathartic Pyreなど。多色ミッドレンジにおいては勢団の銀行破り/Reckoner Bankbusterや未認可霊柩車/Unlicensed Hearseも処理できる削剥が優先された。兄弟戦争後には火遊び/Play with Fireと共に復権した赤単アグロに採用されるようになる。
- テンプレート通りに訳すと「稲妻の一撃」だが、lightning strikeで「落雷」という意味を持つ。
- 団結のドミナリアシーズンのWPNプロモパックに封入されている、ダークフレーム版プロモーション・カードのひとつに選ばれている(カード画像)。
[編集] ストーリー
- テーロス、基本セット2015、基本セット2019
- テーロス/Therosの嵐の神ケラノス/Keranosの雷雲と化した手から、稲妻が放たれる様子が描かれている(イラスト)。
「すべての雷鳴轟く雷雲には、ケラノス様の手が見えるの。かの手の差し示す先には立たないほうが賢明ね。」― 山頂の祭殿のラクレイア(出典:テーロス)
稲妻を操るということは、混沌を制御することを意味する。(出典:基本セット2015)
- イクサラン
- イクサラン/Ixalanの海上にて、ゴブリン/Goblinの海賊が稲妻に撃たれる様子が描かれている(イラスト)。
「船長、嵐が来ます!」― グリック・ドービンの最後の言葉
- 団結のドミナリア
- 団結のドミナリアの注目のストーリーの1枚。
- ドミナリア/Dominariaにて、マナ・リグ/The Mana Rig防衛戦に降り立ったヤヤ・バラード/Jaya Ballard。彼女が炎だけではなく稲妻の魔術も使い新ファイレクシア/New Phyrexiaの軍勢と闘う姿を、カーン/Karnは思わず凝視していた[1]。
- ヤヤは元特務魔道士/Task Mageであり、比較的限られた種類の魔法しか行使できないとされていた。それでも一般的な特務魔道士よりも多芸ではあるのだが、炎以外を操るのはカーン達にとっても予想外だったのだろう。
ヤヤの指先から電流の槍が流れ出し、突進してくるファイレクシア人を蹴散らす様をダニサは呆然と見ていた。「なんだい?」紅蓮術士はそっと言った。「いくつか小技を覚えたって言ってなかったかい?」
[編集] 脚注
- ↑ Episode 5: A Whisper in the Wind/メインストーリー第5話:風の中の囁き(Magic Story 2022年8月18日 Langley Hyde著)
[編集] 参考
- カード個別評価:団結のドミナリア - コモン
- カード個別評価:イクサラン - アンコモン
- カード個別評価:テーロス - コモン
- カード個別評価:基本セット2019 - アンコモン
- カード個別評価:基本セット2015 - コモン