発現する浅瀬/Risen Reef
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クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
発現する浅瀬か他のエレメンタル(Elemental)が1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。それが土地カードであるなら、あなたはそれをタップ状態で戦場に出してもよい。そのカードを戦場に出さないなら、それをあなたの手札に加える。
1/1自身および他のエレメンタルが戦場に出た時に手札補充や土地加速ができるクリーチャー。
マナレシオこそ貧弱だが、後続のエレメンタルが全てドローエンジンと化す強力な誘発型能力を持つ。特に優秀なのが、自身だけでも強化キャントリップとして確実に1枚のカード・アドバンテージを獲得できる点。「対処を強いるが、即除去してもアドバンテージ的には手遅れ」というタイプのカードであり、軽さも相まって効果的な対処が困難。そのため、これを軸としたデッキの作成および運用を行いやすく、構築・リミテッドを問わず、エレメンタルデッキの要となる存在。アンコモンなので、リミテッドでも使える機会は多い。
スタンダードでは、登場直後からティムール・エレメンタルの基本パーツとして4枚積みされている。特に乱動の座、オムナス/Omnath, Locus of the Roil、炎の侍祭、チャンドラ/Chandra, Acolyte of Flame、死者の原野/Field of the Dead等とは明確なシナジーを形成する。また、シナジーを軽視したシンプルな土地加速要員としてこのカード単体、あるいはマナ・クリーチャー枠に枝葉族のドルイド/Leafkin Druidを採用するのみといった形で色の合うデッキに採用されることもある。
モダンではモダンホライゾン2のエレメンタル・インカーネーションサイクルと絶妙な相性を誇る。
- 挙動はとぐろ巻きの巫女/Coiling Oracleに近いが、ライブラリーの一番上を公開する必要はなく、土地をアンタップ状態で出せない。
- 手札に加えるのは強制である。能力の強力さ故に、これが何体も出ているとライブラリーアウトの危険すら伴う。エルドレインの王権後のスタンダードではライブラリーアウト戦略を取るデッキが一定数存在しているため注意が必要である。一方でこれを利用したループ誘発型のセルフライブラリーアウトデッキも存在する。
- なお、この能力自体はカードを引く効果では無く手札に加える効果なので、これ単体ではライブラリーアウトは起こらない。
関連カード
サイクル
基本セット2020のアンコモンの2色カードサイクル。いずれもその色を含む楔3色のドラフト・アーキタイプに対応している(友好色は1つ、対抗色は2つ)。
- 天穹の鷲/Empyrean Eagle(白青、飛行)
- 秘本綴じのリッチ/Tomebound Lich(青黒、ETB能力によるコントロール)
- オーガの包囲破り/Ogre Siegebreaker(黒赤、アグロ)
- 這い絡む火跡/Creeping Trailblazer(赤緑、エレメンタル)
- 鉄根の大将軍/Ironroot Warlord(緑白、横並べ)
- 死体騎士/Corpse Knight(白黒、アグロ&横並べ)
- 稲妻の嵐族/Lightning Stormkin(青赤、飛行&エレメンタル)
- 腐れ蔦の再生/Moldervine Reclamation(黒緑、コントロール&横並べ)
- 空騎士の先兵/Skyknight Vanguard(赤白、飛行&アグロ)
- 発現する浅瀬/Risen Reef(緑青、ETB能力&エレメンタル)