呪文追い、ルーツリー/Lutri, the Spellchaser

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2020年4月21日 (火) 16:58時点におけるAE (トーク | 投稿記録)による版
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Lutri, the Spellchaser / 呪文追い、ルーツリー (1)(青/赤)(青/赤)
伝説のクリーチャー — エレメンタル(Elemental) カワウソ(Otter)

相棒 ― あなたの開始時のデッキに入っている土地でない各カードが、それぞれ異なる名前を持っていること。(このカードがあなたの選んだ相棒であるなら、ソーサリーとして(3)を支払うことでゲームの外部からそれをあなたの手札に加えてもよい。)
瞬速
呪文追い、ルーツリーが戦場に出たとき、あなたがこれを唱えていた場合、あなたがコントロールしていてインスタントかソーサリーである呪文1つを対象とし、それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。

3/2

青赤混成伝説のエレメンタルカワウソデッキ土地以外ハイランダーなら相棒にできる。

ETB能力練達の魔術師、ナル・メハ/Naru Meha, Master Wizardとほぼ同じもので、自分火力呪文ドロー呪文をコピーしてアドバンテージを稼ぐ使い方が主になる。ただしコンボパーツとしては、ナル・メハと異なり唱えることで戦場に出る場合しか誘発しなくなっているため、嵐の伝導者、ラル/Ral, Storm Conduitとのコンボが難しくなってしまっている。

相棒の条件は、フォーマットによって達成難易度が変わってくる。カードプールの狭いスタンダードでは、ハイランダーにするとデッキパワーの著しい低下は避けられず、非常に厳しい条件と言える。

一方リミテッドでは、この条件を満たすのは極めて容易。ゲーム開始時の手札が実質的に1枚増えるようなものであり、除去呪文などをコピーするのはもちろん、状況次第ではただの3マナ3/2瞬速として使ってもよい。強力なカードの2枚目を諦めてでも使う価値があるだろう。

多くのカード制限カードに指定されているヴィンテージでも、条件を満たすのは難しくない。Ancestral Recallなどをコピーできれば大きなアドバンテージも得られる。しかしながら、意志の力/Force of Willを1枚しか採用できないのは無視できないデメリットである。

  • 相棒は開始時のデッキに含まれないため、相棒とは別に2枚目のルーツリーをデッキに入れることができる。

禁止指定

2020年4月16日(デジタルゲームにおけるイコリア:巨獣の棲処発売当日)より、ブロール禁止カードに指定される[1]フォーマットルールでハイランダーにすることが求められるブロールでは、固有色が合致するデッキにおいて無条件で採用できてしまい、大きな不均衡を作り出すことが予想されるため。これは開発段階における見落としや過小評価ではなく、たとえブロールで使用できないとしても印刷する価値があると判断した結果であり、あくまで例外的な措置であると述べられている。

2020年4月20日より、統率者戦でも禁止カードに指定される[2]。なお、この禁止措置はカードの情報公開からわずか数分で予告された[3]

関連カード

サイクル

イコリア:巨獣の棲処相棒クリーチャーサイクル混成カード伝説のクリーチャーで、それぞれ異なる条件の相棒能力を持つ。稀少度レア

ストーリー

ルーツリー/Lutriイコリア/Ikoriaに棲む、カワウソの姿をしたエレメンタルの怪物(イラスト)。

ビビアン/Vivienはこの小さな悪戯好きのカワウソに、矢筒から矢を一本盗まれてしまった。どうやったのかは分からないが、そのカワウソはまるでアーク弓/The Arkbowで射たかのように、その矢から動物の精霊を解き放ったのだった。ビビアンが何が起きたか気づいたときには、カワウソはすでに水中に姿を消してしまっていた[4]

脚注

  1. April 13, 2020 Banned and Restricted Announcement/2020年4月13日 禁止制限告知(News 2020年4月13日 Ian Duke著)
  2. April 2020 Rules Update(Official Commander Website 2020年4月20日 Toby Elliott著)
  3. Twitter(2020年4月3日 Sheldon Menery著)
  4. The Ikoria: Lair of Behemoths Story on Cards(Feature 2020年4月3日 Wizards of the Coast著)

参考

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