垣間見た自由/Glimpse of Freedom

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2020年8月19日 (水) 04:47時点における紙餅 (トーク | 投稿記録)による版
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Glimpse of Freedom / 垣間見た自由 (1)(青)
インスタント

カードを1枚引く。
脱出 ― (2)(青),あなたの墓地から他のカード5枚を追放する。(あなたはあなたの墓地から、このカードをこれの脱出コストで唱えてもよい。)


脱出で繰り返し使えるドローインスタントフラッシュバックが脱出になった熟慮/Think Twiceとも言える。

1ドローのために最初に2マナ、脱出では3マナかかるが、インスタントであり取り回しは良好。長期戦で複数回墓地から唱えられれば大きなアドバンテージをもたらしうるだろう。ただ、脱出のための墓地追放コストが5枚とかなり重いのが欠点。

脱出で再利用できるドローソースとしては自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrathが、インスタント・タイミングで複数回ライブラリーを掘り進める手段としては海の神のお告げ/Omen of the Seaという対抗馬がいる。を足せるなら回復マナ加速ができてフィニッシャーをも兼ねるウーロが、青白コントロール系列では時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler太陽の恵みの執政官/Archon of Sun's Grace空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomadとの相性から海の神のお告げの方が使いやすく、スタンダードでの活躍は難しかった。

リミテッドでもやはり他の脱出カードとの競合が気になるところで、このカードで引き増すよりは直接的な戦力となる大食のテュポーン/Voracious Typhon死の国の突撃馬/Underworld Charger等にリソースを割り振った方がいい場面も多い。とはいえ単色には他にロクな脱出カードがないので、カードプールによっては墓地を有効活用するために採用せざるを得ない事もあるだろう。このカードはインスタントであり、テーロス還魂記青赤に割り当てられた「対戦相手のターン中に呪文唱える」条件を繰り返し満たせることは固有の利点となる。

ストーリー

記憶の迷宮/The Labyrinth of Memoriesは、死の国/The Underworldにある水路の迷宮だ(イラスト)。この中に入った旅人は同じ場所を永久にぐるぐると回り、閉じ込められてしまう。セイレーンが正しい方向を囁き、迷える死者を苛む――その言葉は聞いた者の意識からすぐに消え去ってしまうのだ[1]

「自由は、単一の道を受け入れた先にある。」

脚注

  1. The Theros Beyond Death Story on Cards/『テーロス還魂記』ストーリーカード(Feature 2019年12月16日 Wizards of the Coast著)

参考

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