ザンティッドの大群/Xantid Swarm

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Xantid Swarm / ザンティッドの大群 (緑)
クリーチャー — 昆虫(Insect)

飛行
ザンティッドの大群が攻撃するたび、防御プレイヤーはこのターン呪文を唱えられない。

0/1

攻撃するだけで、そのターンの間対戦相手呪文唱えることを禁止するクリーチャー

戦闘ダメージはおろか何らかの方法でダメージ与える必要もない点が強みであり、コンボデッキにおける対コントロールデッキ、特にカウンターサイドボード候補。タフネスが低いため除去に弱く、対応して呪文を唱えられたりこの能力自体をもみ消し/Stifle打ち消されたりしうる点で同じ単色落葉の道三/Dosan the Falling Leafに劣っていたりもするが、相手が打ち消しを構える前に戦場に出せる軽さがありがたく、コンボ前の確認としては非常に手軽で使い勝手がよい。

回避能力を持ちながら、攻撃した際の巨大化/Giant Growthなどに対応されてアドバンテージを取られないですむため、そのようなデッキタイプでは重宝される。

ヴィンテージでは、ワールドゴージャーグリム・ロングなどで、メインデッキから採用されることが多かった。レガシーも含めて、一部のコントロールデッキでもサイドボードに通常は3枚採用された。それだけエターナル環境における(言い換えれば意志の力/Force of Will)の支配力が大きいということであろう。

その後、相殺/Counterbalance虚空の杯/Chalice of the Voidなどの能力による打ち消しが増え、ガドック・ティーグ/Gaddock Teegといったメタに合わせて呪文を制限しつつ殴れるクリーチャーの登場で、存在感が薄くなってきたものの、2ターン目からアクションを起こしたい高速コンボデッキにおいては1マナであることから依然重宝され続けている。

[編集] 参考

  1. Card of the Day 06/06/2003(Internet Archive)/邦訳(Internet Archive)(個人サイト「Abominable Empire」)
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