提供:MTG Wiki

2016年5月28日 (土) 23:23時点におけるTaxin (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

イラストIllustration)とは、文字通り、カード上部に描かれている絵のこと。文章欄の下には、そのイラストのアーティストが表記されている。絵は基本的にルールには影響しない。

直接ゲームとは関係しないものの、イラストが良いカードは人気が出る。イラストが綺麗という理由でどうみてもデッキに入らないカードのシングル価格がやたら高くなることもある。コレクション性や商品的価値にも関わる、マジックを構成する重要な要素の1つである。

また、ルール無用の銀枠セットでは時折絵を参照するカードも登場する。→イラストランページアーティスト・マターなど

  • 「ルールに影響しない」という点は時に重要である。 例えばイラストが明らかに空を飛んでいるクリーチャーであっても、飛行を持たないことがあり得る。Whippoorwillの項目も参照。
  • 中国語版では中国の国内法の関係から「骸骨、髑髏」の登場するイラストは、それらを用いないイラストに差し替えられている。また、過去には邪悪なる力/Unholy Strengthのように宗教的理由で差し替えられたものもある。
  • (このWiki内でも)イラストと呼ばれることが多いが、公式に日本語訳されたルールではと表記されている。

エピソード

イラストの傾向

  • カードイラストは国民性や嗜好が強く出る部分でもある。
  • トレーディングカードゲーム」の元祖だけあって、その後作られる同ゲームの雛形となった部分が数多いが、写実的幻想的抽象的コミカルなタイプなどの「全く個性の違う」別々のイラストレーターのバラエティ溢れる絵柄のカード群が溢れる内容になった点などはかなり画期的である。今でもスタンドアローンのカードゲームでは同一のイラストレーターが全てのイラストを手がける例もある。
    • ミラージュの一部を契機に、それ以前は純粋な水彩や油絵(いわゆるアナログ絵)だったものがコンピューター・グラフィックスを使って描画されるようになってきた。さらに第7版辺りを境に「世界観を統一する」名目で似たような雰囲気のイラストが多くなってきている。最近の絵はむしろCG処理をしていない物の方が珍しく、全体に写実性が非常に増した。
      • 「CG以前」と「CG以後」ではまるで別のカードゲームの様な趣である。古い魔力消沈/Power Sinkイラスト)みたいな「ヘタウマ」一歩手前みたいなカードも垢抜けなくて味があるわけで、古きよきマジックを愛する向きには寂しくもある。

参考

引用:総合ルール 20231117.0


QR Code.gif