転倒の磁石/Tumble Magnet

提供:MTG Wiki

2015年5月14日 (木) 08:09時点におけるTaxin (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Tumble Magnet / 転倒の磁石 (3)
アーティファクト

転倒の磁石は、その上に蓄積(charge)カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。
(T),転倒の磁石から蓄積カウンターを1個取り除く:アーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とし、それをタップする。


氷の干渉器/Icy Manipulatorに似た起動型能力を持つアーティファクト起動マナが不要でマナ・コストが1マナ軽いが、回数制限付きで土地タップできない。

3ターン目という早い段階からボードコントロールをできるのが氷の干渉器にはない強みであり、特に高速ビートダウンに対する時間稼ぎとして有用。逆にこちらが優勢の時には、対戦相手ブロッカーをタップして攻撃通すのにも使える。また、対コントロールにおいてもマナ・アーティファクトをタップすることで展開を遅らせることができるので、無駄になりづらい。

スタンダードではまずターボランド系のデッキサイドボードに採用された。ビートダウンの攻勢を減速させる他、反逆の印/Mark of Mutinyでこちらのフィニッシャーを奪ってトドメを刺すプレイングに対しても有効な対策となる。蓄積カウンターを使い切る頃にはフィニッシャーが戦場を制圧しているはずなので、使い捨てでも特に問題にならない。

その後環境が変化し、饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famineなどのに対するプロテクションを与える装備品が蔓延してくると、無色であるという点が改めて評価され、様々なコントロールデッキのサイドボード、時にはメインデッキから採用されるに至った。特に青黒テゼレットでは主力の一枚として活躍している。蓄積カウンターを使い切ったあとにもボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas忠誠度能力によって5/5のクリーチャーとして戦力に転用できるので、デメリットがほとんど帳消しになる形となっている。

  • 基本的に3回限定の使い捨てとなるが、増殖バウンスなどでサポートすればより長く使うこともできる。

参考

QR Code.gif