吐き気/Nausea
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黒お得意のマイナス修整を全体に与える呪文。対象をとらないのでプロテクションにも有効。
黒の天敵であるサルタリーの修道士/Soltari Monkも、十字軍/Crusadeなどで強化される前であれば除去することができる。ただ実際問題として効果は小さいため、全体除去としてはほとんど役に立たないだろう。1/1のトークンを大量に並べるようなデッキ相手なら使える、といったところ。
関連カード
- 乾きの呪文/Dry Spell - すべてのクリーチャー(およびプレイヤー)に1点のダメージを与える。(ホームランド)
- 拡大/Magnify - インスタントだが、効果が対になるカード。(ウルザズ・デスティニー)
主な亜種
すべてのクリーチャーに-2/-2の修整を与える上位種については、蔓延/Infestを参照。
永続的な効果のあるものについては、魂の裏切りの夜/Night of Souls' Betrayalを参照。
ここでは、ターン終了時まで複数のクリーチャーに-1/-1の修整を与えるものを挙げる。
- Stench of Decay -- (1)(黒)(黒)のインスタント。アーティファクトでないもの。(アライアンス)
- うんざり/Sick and Tired -- (2)(黒)のインスタント。対象のクリーチャー2体。 (ウルザズ・レガシー)
- もぎとり/Mutilate - (2)(黒)(黒)。自分がコントロールする沼ひとつにつき。(トーメント)
- 減縮/Shrivel -- 吐き気の同型再版。(エルドラージ覚醒)
- ゴルガリの魔除け/Golgari Charm -- (黒)(緑)のインスタント。3つのモードのうち1つが吐き気。(ラヴニカへの回帰)
プレイヤー1人がコントロールするもののみに影響するものについては、居すくみ/Cower in Fearを参照。
ストーリー
エクソダス版では、顔の前を横切って飛ぶビーブルに吐き気/Nauseaを催すモグ/Moggを描いている(イラスト)。余談だが、ビーブルはこのカードと釣り合い/Equilibriumのイラストでカード初登場である。
モグに言わせれば、可愛いいって言われてる物の匂いほどムカつくものはないんだって。
第7版と第8版のイラストのグライダーで滑空するゴブリンは、フレイバー・テキストによると吐き気/Nauseaで胃の中身を戻す寸前である。
恐れもなし。分別もなし。そのうち胃の中身もなし。
参考
- カード個別評価:エクソダス - コモン
- カード個別評価:第8版 - コモン
- カード個別評価:第7版 - コモン