群れに餌/Feed the Pack
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Feed the Pack / 群れに餌 (5)(緑)
エンチャント
エンチャント
あなたの終了ステップの開始時に、あなたはトークンでないクリーチャーを1体生け贄に捧げてもよい。そうした場合、緑の2/2の狼(Wolf)クリーチャー・トークンをX体生成する。Xは、生け贄に捧げられたクリーチャーのタフネスである。
毎ターン、クリーチャーを食べさせることで狼・トークンを生産するエンチャント。
1体のクリーチャーをそのタフネスの数の2/2トークンに変換するので、概ね戦力としては2倍前後になる。適当な餌があれば十分物量差で押し切れる威力があるが、できればタフネス偏重のクリーチャーや、同じエキスパンションの不死クリーチャーと組み合わせて使いたい。
構築では6マナと重い割にクリーチャー依存であるのが気になるところ。一応壁を並べて序盤を凌ぎ、最終的にこのカードをフィニッシャーとするようなデッキは考えられるが、適切なクリーチャーが相当充実したカードプールでないと厳しいか。
リミテッドでは単純な戦力増強や、狼の部族シナジーに加えて、閉所恐怖症/Claustrophobiaや罪の重責/Burden of Guiltなどといった擬似除去系オーラへのアンチカードとしても有用。
トークン生成能力は、この手のカードに多い「アップキープの開始時」ではなく「終了ステップの開始時」に誘発するため、置いたターンにブロッカーを展開できる。攻撃後のタップ状態のクリーチャーを生け贄に捧げることで疑似警戒のような効果も得られる。
- クリーチャーを生け贄に捧げるかどうか、どれを生け贄に捧げるかを選択するのは能力の解決時。
- タフネスは戦場における最後の情報を参照する。
- クリーチャーがダメージを受けてもタフネスの値は変化しない。
- 歴代一のタフネス偏重クリーチャー解放の樹/Tree of Redemptionを組み合わせると、忌むべき者の軍団/Army of the Damned並に展開できる。ただしタフネスをライフと交換していた場合は、トークンの数もその値になる。(十分なライフがあれば、14体以上展開する事も可能)
- やや手間だが、荒れ野の本質/Essence of the Wildとの相性はよい。適当な小型クリーチャーを荒れ野の本質のコピーにしてこれの生け贄にすると、6/6が6体登場する。