血の呼び水/Blood Funnel
提供:MTG Wiki
Blood Funnel / 血の呼び水 (1)(黒)
エンチャント
エンチャント
あなたが唱えるクリーチャーでない呪文は、それを唱えるためのコストが(2)少なくなる。
あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、あなたがクリーチャーを1体生け贄に捧げないかぎり、その呪文を打ち消す。
クリーチャーでない呪文のコストが軽くなる代わりに、それらを唱えるたびにクリーチャーを要求する、なんとも黒らしいエンチャント。クリーチャー1体を2マナに変換しているような感じにはなるのだが、そう考えるとアシュノッドの供犠台/Ashnod's Altarと比べてちょっと効率が悪い。
普通に使っていてはそう恩恵を得られるものではないが、トークンなどをうまく使えば十分使える。カー砦/Kher Keepのようなトークンを出す土地があればノンクリーチャーデッキでも使える。血族の行進/Bloodbond Marchと羽ばたき飛行機械/Ornithopterなども。
環境が許すなら、クリーチャーの少ないデッキ相手に寄付/Donateするのも一興。
鳩散らし/Dovescapeを使えばどうせ打ち消されるので、重い呪文をたくさん唱えたりするのにはちょうどよいかもしれない。
- 打ち消されない呪文と相性がよい。ただコストが減るだけで済む。ただ、始めから打ち消されない非クリーチャー呪文は数える程度しか存在しない(登場当時3枚、ミラディンの傷跡現在では6枚)。
- ストームや複製で作られたコピーは唱えられていないので打ち消されない。ストーム元・複製元のオリジナルの呪文は(生け贄が無ければ)打ち消されてしまうだろうが、コピーは全てそのまま残る事になる。もっとも、複製の方は複製コストを個別に支払っており、複製コストが減る訳ではないので、あまりうまみはないが。
- ムルタニの存在/Multani's Presenceが一緒に使えれば、凶悪なドローエンジンになる。アーティファクト等でコストが(2)以下のものがすべてドローに変わり、ストームも墓地も溜まる。また、2枚以上ムルタニの存在/Multani's Presenceをコントロールしていると手札が増え始める。