ヴォルラスの多相の戦士/Volrath's Shapeshifter
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*この[[能力]]は[[コピー]][[効果]]([[種類別]]第1種)ではなく、[[文章変更効果]](種類別第3種)である。 | *この[[能力]]は[[コピー]][[効果]]([[種類別]]第1種)ではなく、[[文章変更効果]](種類別第3種)である。 | ||
− | **このカード専用のルールが存在する({{CR|612.5}})。通常の文章変更効果では[[文章欄]]と[[タイプ行]] | + | **このカード専用のルールが存在する({{CR|612.5}})。通常の文章変更効果では[[文章欄]]と[[タイプ行]]しか書き換わらないが、このルールによって[[カード名]]、[[マナ・コスト]]、[[エキスパンション・シンボル]]、[[パワー]]、[[タフネス]]も書き換わる。 |
**仮にコピー効果であった場合、[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]変更効果(種類別第2種)よりも先に適用されてしまう。そのため、他の[[プレイヤー]]がコントロールしていても、これを[[戦場に出す|戦場に出した]]プレイヤーの墓地を参照するというおかしな状況になる。 | **仮にコピー効果であった場合、[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]変更効果(種類別第2種)よりも先に適用されてしまう。そのため、他の[[プレイヤー]]がコントロールしていても、これを[[戦場に出す|戦場に出した]]プレイヤーの墓地を参照するというおかしな状況になる。 | ||
*「あなたの墓地の一番上のカードがクリーチャー・カードである限り」という条件を持つため、これは[[特性定義能力]]ではない。 | *「あなたの墓地の一番上のカードがクリーチャー・カードである限り」という条件を持つため、これは[[特性定義能力]]ではない。 | ||
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*これの能力は[[特殊タイプ]]も変更するため、墓地の一番上のカードが[[伝説のクリーチャー]]ならばこれも伝説のクリーチャーになる。 | *これの能力は[[特殊タイプ]]も変更するため、墓地の一番上のカードが[[伝説のクリーチャー]]ならばこれも伝説のクリーチャーになる。 | ||
**[[カード名]]も変わるので、伝説のクリーチャーをコントロールしているときに、同じ[[名前]]のカードが墓地の一番上に置かれると、[[レジェンド・ルール]]によりそのクリーチャーもろとも[[墓地送り]]となる(例えば、[[壮大]]持ちの伝説のクリーチャーで壮大を使った場合など)。 | **[[カード名]]も変わるので、伝説のクリーチャーをコントロールしているときに、同じ[[名前]]のカードが墓地の一番上に置かれると、[[レジェンド・ルール]]によりそのクリーチャーもろとも[[墓地送り]]となる(例えば、[[壮大]]持ちの伝説のクリーチャーで壮大を使った場合など)。 | ||
+ | *[[不同の力線/Leyline of Singularity]]があるときに両方のプレイヤーがこれをコントロールしていても、少なくとも一方の墓地の一番上に他と重複しないクリーチャー・カードが置かれていれば[[対消滅]]はしない。 | ||
==参考== | ==参考== |
2011年3月2日 (水) 07:00時点における版
Volrath's Shapeshifter / ヴォルラスの多相の戦士 (1)(青)(青)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 多相の戦士(Shapeshifter)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 多相の戦士(Shapeshifter)
あなたの墓地の一番上のカードがクリーチャー・カードであるかぎり、ヴォルラスの多相の戦士はそのカードのすべての文章と「(2):カードを1枚捨てる。」のテキストを持つ。(ヴォルラスの多相の戦士はそのカードの名前、マナ・コスト、色、タイプ、サブタイプ、特殊タイプ、能力、パワー、タフネスを持つ。)
(2):カードを1枚捨てる。
あなたの墓地の1番上のクリーチャー・カードの文章を真似できるクリーチャー。手札からカードを捨てる起動型能力も持つ。
ルールのややこしさという点においてマジック史上最悪のカードの1枚。変異を持つクリーチャーやリシド、水銀の精霊/Quicksilver Elementalなどとの相互作用で常にジャッジやルールの人間を悩ませつづけている。
ややこしいカードではあるが、Full English Breakfastのキーカードとして瞬殺コンボを作り上げる強力なカードでもある。
- この能力はコピー効果(種類別第1種)ではなく、文章変更効果(種類別第3種)である。
- 「あなたの墓地の一番上のカードがクリーチャー・カードである限り」という条件を持つため、これは特性定義能力ではない。
- これが裏向きになったならば、あなたの墓地の一番上のカードが変異コストを持たない限り、表向きにはできない(ただしIllusionary Maskで裏向きに出た場合はこの限りではない)。
- これが反転することは可能であるが、墓地にある反転カードは反転前の特性しか適用されないので、特に意味はない(あくまでも「テキスト」を得るということに注意)。
- これの能力は特殊タイプも変更するため、墓地の一番上のカードが伝説のクリーチャーならばこれも伝説のクリーチャーになる。
- 不同の力線/Leyline of Singularityがあるときに両方のプレイヤーがこれをコントロールしていても、少なくとも一方の墓地の一番上に他と重複しないクリーチャー・カードが置かれていれば対消滅はしない。