エターナルスライド
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2008年11月1日 (土) 23:45時点における版
エターナルスライド (Eternal Slide)は、アストログライドから発展した、緑白のサイクリング・コントロールデッキ。永遠の証人/Eternal Witnessと霊体の地滑り/Astral Slideのシナジーを中核とする。
クリーチャー — 人間(Human) シャーマン(Shaman)
永遠の証人が戦場に出たとき、あなたの墓地にあるカード1枚を対象とする。あなたはそれをあなたの手札に戻してもよい。
2/1エンチャント
プレイヤーがカードを1枚サイクリングするたび、あなたはクリーチャー1体を対象とし、それを追放してもよい。そうした場合、次の終了ステップの開始時にそのカードをそれのオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
クリーチャー — ドラゴン(Dragon) スピリット(Spirit)
飛行
(3)(白)(白):あなたの墓地にある永遠のドラゴンをあなたの手札に戻す。この能力は、あなたのアップキープの間にのみ起動できる。
平地(Plains)サイクリング(2)((2),このカードを捨てる:あなたのライブラリーから平地カードを1枚探す。それを公開し、あなたの手札に加える。その後ライブラリーを切り直す。)
上記コンボが決まると、サイクリングカードを回収することで高速でライブラリーを圧縮できる。さらに墓地から自力で帰れる永遠のドラゴン/Eternal Dragonが組み合わさればあらゆるカードを再利用することが可能。
神の怒り/Wrath of Godでクリーチャーを一掃したあと、すき込み/Plow Underでドローを封じるのが常套手段。しかしこのデッキの強みは、コンボとは関係なく各カードが単独でも強力であることだろう。
白の全体除去に緑のアーティファクト破壊、白のライフ回復までも併せ持つこのデッキは、対ビートダウン、とりわけ対親和に圧倒的な力を誇る。世界選手権04においてJulien Nuijtenを歴代最年少の世界チャンプに君臨させた。(デッキリストはWorld Championship Decks 2004を参照)惜しむらくはフィフス・ドーン登場からオンスロート・ブロック退場までの短い期間でしかスタンダードでは見られなかったことだろうか。
マストカウンターは霊体の地滑り/Astral Slide、永遠の証人/Eternal Witness。
エクステンデッドでは、ラヴニカ:ギルドの都から壌土からの生命/Life from the Loamを得て、さらに強力になった。→*1
また、フェッチランドとショックランドの組み合わせで色マナ供給を安定させることが出来るようになった為、黒をタッチして苦手のコントロール・コンボへの耐性を向上させることができるようになったのも追い風といえる。
スタンダード
- 備考
- グランプリクアラルンプール04 第4位(参考)
- 使用者:藤田剛史
- フォーマット
エクステンデッド
- 備考
- 世界選手権05 エクステンデッド部門 5-0-1(参考)
- 使用者:Bernardo da Costa Cabral
- フォーマット
- エクステンデッドタイプのデッキ。
- サイドボードは生ける願い/Living Wishによるシルバーバレット用に多く割かれている。