荒れ模様のストームドレイク/Volatile Stormdrake
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+ | *リリースノート<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/feature/modern-horizons-3-release-notes Modern Horizons 3 Release Notes]/[https://mtg-jp.com/img_sys/common/JP_MTGMH3_ReleaseNotes_20240603.pdf 『モダンホライゾン3』 リリースノート(PDF文書)]([[Daily MTG]] 5月31日)</ref>、{{Gatherer|id=662231|Gatherer裁定}}と今までの「〜からの[[呪禁]]」の扱いから、「起動型や誘発型である能力からの呪禁」が「対戦相手がコントロールしている起動型能力や誘発型能力の[[対象]]にならない」という[[効果]]であることは明らかであるが、[[2025年]]3月現在この能力は[[総合ルール]]でサポートされていない。 | ||
+ | **現在の定義では「(性質)からの呪禁」は「(性質)[[呪文]]と(性質)[[発生源]]からの能力の対象にならない」という能力である({{CR|702.11d}})。荒れ模様のストームドレイクが[[オーク弩弓隊/Orcish Artillery]]の能力で狙われる場合を考えてみると、その起動型能力の発生源はあくまでオーク弩弓隊という[[パーマネント]]であり、起動型能力や誘発型能力ではないので、定義で防げる範囲から外れてしまっている。 | ||
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2025年3月25日 (火) 05:31時点における版
Volatile Stormdrake / 荒れ模様のストームドレイク (1)(青)
クリーチャー — ドレイク(Drake)
クリーチャー — ドレイク(Drake)
飛行、起動型や誘発型である能力からの呪禁
荒れ模様のストームドレイクが戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それと荒れ模様のストームドレイクのコントロールを交換する。そうしたなら、(E)(E)(E)(E)を得る。その後、あなたがそのクリーチャーのマナ総量に等しい個数の(E)を支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。
金粉のドレイク/Gilded Drakeのリメイクであるドレイク。原型と同じく戦場に出た時、対戦相手のクリーチャーとコントロールを交換する。
交換したクリーチャーを逆用するにはマナ総量だけエネルギー・カウンターを消費する必要がある。自身もコントロールを交換された時にエネルギーを得られるが、5マナ以上のクリーチャーを奪うには他のカードの協力も必要。支払えなかった場合もとりあえず除去は出来るが、これ自身も起動型能力や誘発型能力からの呪禁を持つフライヤーであり、変に強化されたりすると戦力として厄介になる。自身の除去をそれらの能力に依存しないものにしておくことで対処そのものは容易なので、万一に備えてクリーチャーの排除手段はそれらに依存しないものにしておこう。特にバウンスを使うと再び除去・逆用に用いることができる。
ナドゥ・コンボでは相手の有翼の叡智、ナドゥ/Nadu, Winged Wisdomを奪って自分のコンボパーツに利用できること・召喚の調べ/Chord of Callingでサーチできることが買われてミラーマッチ対策に用いられている。
- 交換できなかった場合のデメリットがリメイクによって無くなっており、対戦相手がクリーチャーをコントロールしていない状況で出せれば純粋に2マナ3/2で除去耐性を持つフライヤーとして運用が可能。
- リリースノート[1]、Gatherer裁定と今までの「〜からの呪禁」の扱いから、「起動型や誘発型である能力からの呪禁」が「対戦相手がコントロールしている起動型能力や誘発型能力の対象にならない」という効果であることは明らかであるが、2025年3月現在この能力は総合ルールでサポートされていない。
- 現在の定義では「(性質)からの呪禁」は「(性質)呪文と(性質)発生源からの能力の対象にならない」という能力である(CR:702.11d)。荒れ模様のストームドレイクがオーク弩弓隊/Orcish Artilleryの能力で狙われる場合を考えてみると、その起動型能力の発生源はあくまでオーク弩弓隊というパーマネントであり、起動型能力や誘発型能力ではないので、定義で防げる範囲から外れてしまっている。
ルール
- 誘発型能力の基本的なルールに関しては交換も参照。解決時に荒れ模様のストームドレイクか対象のクリーチャーのいずれかが戦場にいなかったなら、交換は起こらず、あなたはエネルギーを得ない。
- 荒れ模様のストームドレイクが戦場に出たとき対戦相手が1体もクリーチャーをコントロールしていなかったら、誘発型能力は適正な対象を選べないためスタックから取り除かれる。
- 能力の解決に入ったなら、コントロールを交換した後、あなたがエネルギー4点を得てエネルギーを支払うかそのクリーチャーを生け贄に捧げるまで、いずれのプレイヤーも優先権を得ず対応することはできない。
- 誘発型能力が追加で誘発するなどして、別々のクリーチャーを対象に選んだ場合、2回目の解決では2体とも対戦相手のコントロールするクリーチャーのため交換が起こらず、あなたはエネルギーを得ない。
参考
- Expanding Your Horizons: Energy/『ホライゾン』を広げる:エネルギー編(Making Magic 2024年6月10日 Mark Rosewater著)
- カード個別評価:モダンホライゾン3 - レア