インスタント
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*[[瞬速]]を持つカードは、インスタントでなくてもインスタントと同じタイミングで唱えられる。 | *[[瞬速]]を持つカードは、インスタントでなくてもインスタントと同じタイミングで唱えられる。 | ||
*「インスタントを唱えられるときならいつでも」という記述は、単純に「そのプレイヤーが優先権を持っているときに」という意味。その時唱えられるインスタントを持っているかどうかとは、全く関係がない。 | *「インスタントを唱えられるときならいつでも」という記述は、単純に「そのプレイヤーが優先権を持っているときに」という意味。その時唱えられるインスタントを持っているかどうかとは、全く関係がない。 | ||
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2023年6月21日 (水) 20:08時点における最新版
インスタント/Instantはカード・タイプの1つ。即座の、すぐに起こる、の意。
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[編集] ルール
優先権を持つプレイヤーは、インスタント・カードを手札から唱えることができる。インスタント・呪文が持つ能力は、通常は、その呪文の解決時に実行される。解決の最後にインスタント・カードはオーナーの墓地に置かれる。
特殊タイプ「伝説の」を持つインスタントは、伝説のクリーチャーか伝説のプレインズウォーカーをコントロールしていないかぎり唱えることができない。詳しいルールは伝説のソーサリー#ルールの項も参照。
[編集] 解説
- 瞬速を持つカードは、インスタントでなくてもインスタントと同じタイミングで唱えられる。
- 「インスタントを唱えられるときならいつでも」という記述は、単純に「そのプレイヤーが優先権を持っているときに」という意味。その時唱えられるインスタントを持っているかどうかとは、全く関係がない。
- 全く同じコスト・効果で、それぞれインスタントとソーサリーである2枚のカードがあるとき、通常、前者は後者の上位互換とされる。
- かつてインタラプト、マナ・ソースのカード・タイプを持っていたカードはすべてインスタント・カードに変更されている。
- Mark Rosewaterは、もし時間を巻き戻してマジックを最初からやり直せるとしたら、インスタントはカード・タイプではなく特殊タイプにするだろうと述べている。頻出する「インスタントかソーサリー」という文言を「ソーサリー」の1語に縮められる上、キーワード能力としての瞬速も不要になるため[1]。
[編集] 脚注
- ↑ Starting Over/やり直し(Making Magic 2015年1月26日 Mark Rosewater著)
- ↑ Evergreen Eggs & Ham/常盤木な日常(Making Magic 2015年6月8日 Mark Rosewater著)
[編集] 参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 3 カード・タイプ
- 304 インスタント
- 304.1 優先権を持つプレイヤーは、インスタント・カードを手札から唱えることができる。インスタントを呪文として唱える場合、スタックを用いる。rule 601〔呪文を唱えること〕参照。
- 304.2 インスタント・呪文が解決されたら、ルール・テキストに書かれている処理が行われ、その後で、オーナーの墓地に置かれる。
- 304.3 インスタントのサブタイプは必ず1単語であり、「インスタント/Instant」という語のあとに、「インスタント ─ 秘儀/Instant ─ Arcane」といったように、長いダッシュに続いて並べられている。インスタントのサブタイプはソーサリーのサブタイプと同一であり、呪文タイプと呼ばれる。インスタントには複数のサブタイプがあることもありうる。呪文タイプ一覧は、rule 205.3k 参照。
- 304.4 インスタントが戦場に出ることはない。戦場に出る場合、その代わりに元あった領域に残る。
- 304.5 「プレイヤーがインスタントを唱えられるときならいつでも/any time he or she could cast an instant,」あるいは「インスタントとしてのみ/only as an instant」という表現は、そのプレイヤーが優先権を持っている時に、という意味である。プレイヤーが唱えられるインスタント・カードを持っている必要はないし、そのプレイヤーにインスタント・呪文を唱えられなくする効果があってもその処理は実行できる(その処理が実際にインスタント・呪文を唱えるものでない限り)。
- 304 インスタント