厚かましい借り手/Brazen Borrower
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[[ヴィンテージ]]でも少数ながら[[青黒緑ビートダウン|青黒緑ミッドレンジ]]で採用される場合がある。 | [[ヴィンテージ]]でも少数ながら[[青黒緑ビートダウン|青黒緑ミッドレンジ]]で採用される場合がある。 |
2020年4月23日 (木) 00:10時点における版
クリーチャー — フェアリー(Faerie) ならず者(Rogue)
瞬速
飛行
厚かましい借り手は、飛行を持つクリーチャーのみをブロックできる。
出来事として対戦相手限定の分散/Disperseを搭載した、High-flyingで頭でっかちのフェアリー・ならず者。
バウンス+瞬速クリーチャーと、フラッシュ戦術と合致した性能を持つ。クリーチャーとしては飛行持ちしかブロックできず、瞬速お得意のコンバット・トリックとしての運用には制限がかかる。とはいえ、飛行を使う相手には相打ち要員として、そうでなければ3点という大きなクロックを刻めるため、大型クリーチャーに制空権を握られたりしていなければ十分に活躍する。出来事のほうも標準的なバウンス呪文と比べてもほぼ遜色ない性能であり、当事者カードらしく1枚で2枚分の働きを期待できる優秀なカードである。
登場後、様々なフォーマットの青の濃いデッキで採用されている。モダン~エターナルでは似た性能のヴェンディリオン三人衆/Vendilion Cliqueと採用枠を争うが、こちらは非伝説で気兼ねなく複数枚積みやすく、主にテンポや戦場への干渉力を重視したデッキで重宝されている。
スタンダードではシミック・フラッシュ、ティムール再生、アゾリウス・コントロール、イゼット・コントロールなどに採用されたほか、シミック・フードにもこれを4枚搭載したタイプが登場している。
パイオニアでは制定直後から4色サヒーリで見かけるほか、青単テンポや天穹の鷲/Empyrean Eagleを軸にした飛行デッキに採用されている。
モダンではフェアリーの新戦力としてヴェンディリオン三人衆と散らす形で採用されている。そのほか、各種青赤コントロールや青白石鍛冶、マーフォークなどで幅広く採用されている。
レガシーではグリクシス・デルバーやマーフォークなどテンポを重視したデッキで採用される。
ヴィンテージでも少数ながら青黒緑ミッドレンジで採用される場合がある。
- MTGアリーナでは数多くの神話レアに専用の登場エフェクトが用意されているが、このカードの場合は画面外から飛んできて対戦相手のカードを弾いて手札に戻した後、高く飛びあがりカメラに向かってグッとガッツポーズをして光り輝くという、妙に印象が残るものとなっている。
- "Brazen"には「真鍮製の~」という材質を表す意味のほか、「(真鍮製の楽器のように)騒がしい」「厚かましい」といった意味が存在し、"Brazenface"で「鉄面皮」となる。
- "Petty Theft"とは価値の低いとても小さな窃盗、すなわち「こそどろ」を表す言葉。